盛岡タイムス Web News   2018年   5月  11日 (金)

       

■  はれクル(シェアサイクル)の試験開始 8月の本格運用に向け 盛岡駅前〜鉈屋町 中心市街地のまち巡りに ななっくの運営会社


     
  街中の周遊を促すシェアサイクル「はれクル」  
 
街中の周遊を促すシェアサイクル「はれクル」
 

 盛岡初のシェアサイクル「はれクル(HARECLE)」の試験運用が10日、始まった。IoT型自転車を30分(80円)単位で、最大3時間貸し出す。20日まで、盛岡市内丸のもりおか歴史文化館前で最大20台を貸し出している。本格運用は8月下旬。サイクルポート(乗降場)を盛岡駅前から鉈屋町まで複数設け、スマートフォンのアプリ上で登録・貸し出し・返却をできるようにする。

  「はれクル」は、同市中ノ橋通のななっくを運営する東京都のマイルストーンターンアラウンドマネジメント(早瀬恵三社長)が計画している事業。時間制で自転車をレンタルし、盛岡駅から分散している観光スポット、商店街への周遊を促す。市民、観光客の「ちょっとそこまで」の移動手段となり、バスやタクシーに代わる手軽な交通手段になると期待されている。

  貸し出し、返却するポートは、試験ではもりおか歴史文化館のみだが、本格運用では盛岡駅から鉈屋町まで約15カ所に設ける予定。駅前の地下駐輪場、クロステラス盛岡、同館、ななっくへの設置は決定済み。盛岡八幡宮、鉈屋町の「大慈清水お休み処」などが候補に上がっている。

  本格運用では、スマートフォン用の専用アプリ「はれクル」(仮称)で、登録、貸出、支払いをできるようにする。会員登録した上で、ポートにある自転車のQRコードを読むと開錠され、移動先のポート内で施錠すれば返却と判断される。GPSを自転車に搭載し、3時間を超えての未返却は警告して放置を防ぐ。

  自転車は100台を準備し、24時間の利用可能を目標にしている。支払いは、会員情報で登録したクレジットカードからの引き落としとなる。最大利用料金は450円に設定する。

  県内では、釜石市の三陸鉄道釜石駅での経産省主導のシェアサイクルプロジェクト「COGICOGI」が、2017年9月から試験導入されている。県内での本格導入は、同社が初となる模様。

  試験運用は、紺屋町で開催中の「もりおか中津川まち歩きスタンプラリー2018」と連動。スタンプ5個取得済みの人は、1時間以上の利用で100円返金し、紺スタポスターカードもプレゼントする。12日の材木町「よ市」、12、13日の鉈屋町の第18回手作り市「てどらんご」を自転車で巡ることができる。

  同社の早瀬佑亮アソシエイトは「自然と都市が調和する盛岡の街並みを満喫できるシステム。外国人観光客の利用も促したい」と話していた。


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