盛岡タイムス Web News   2018年   5月  25日 (金)

       

■ 日本の伝統文化を肌で 雫石町でドイツ人短期留学生 着付けや茶席を体験


     
  町民に着付けをしてもらうドイツの女子留学生  
  町民に着付けをしてもらうドイツの女子留学生
 

 雫石国際交流会(上原千鶴子会長)主催の「ドイツ友好都市青少年留学の翼」で来日したドイツ国ネッカーズルム市、バートヴィンプフェン市の中高生19人が21日から26日まで、雫石町を中心とした本県に滞在する。留学は毎年行われ、町の中高生もドイツに留学している。留学生は、日本の風景に目を輝かせていた。

  24日は雫石町中央公民館で日本文化を体験。午前中に和室で書道、午後から着物を着て茶道に挑戦した。着物の着付けは、町民有志が協力。男子ははかま姿、女子は華やかな着物姿に変身した。着付けが終わり、普段とは違う姿になった女子は大はしゃぎ。スマートフォンで互いに写真を撮るなど、異文化体験を楽しんでいた。

  デニス・シュナイダーさん(14)は紫色の着物に身を包んだ。「日本がとても好き。ドイツと比べて、広く自然が多く感じた」とほほ笑んだ。他の女子留学生も「茶道や着物など日本文化が好き」「日本の人たちはとても優しい」と楽しんでいた。

  26日は、2020年東京五輪・パラリンピックの復興ありがとうホストタウンで同町と連携する山田町を訪れ、山田湾内のクルージングや仮設住宅見学などをする予定。震災発生後、両市の生徒、卒業生らは「学校が学校を救う」救援募金を設立し、約381万9千円の募金を寄付している。兄弟から活動を聞いていた留学生もおり、山田町での交流を楽しみにしている。

  山田町へは雫石町の中高生も同行。ポスターを制作し、支援をもらったドイツへの感謝と復興の姿を伝える。

  上原会長は「皆さん、町をとても楽しんで、来て良かったと感じていると思う。この体験を帰国してから家族に伝えてほしい」と話していた。


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