盛岡タイムス Web News   2018年   6月  3日 (日)

       

■ 東北絆まつりが開幕 郷土色豊かに観衆魅了 中央通りでパレード 6県都の宝盛岡で競演

     
  パレードに出場し、まつりを盛り上げた盛岡さんさ踊り  
 
パレードに出場し、まつりを盛り上げた盛岡さんさ踊り
 


 東北6県を代表するまつりを集めた東北絆まつり(同実行委員会主催)が2日、盛岡市内を会場に2日間の日程で開幕した。東日本大震災津波の犠牲者の魂を弔い、東北の復興ののろしを上げるため仙台市を皮切りに始まった東北六魂祭の後継となるまつり。盛岡では2012年5月の東北六魂祭以来の開催。青森ねぶた祭(青森県)、盛岡さんさ踊り(岩手県)、秋田竿燈まつり(秋田県)、仙台七夕まつり・仙台すずめ踊り(宮城県)、山形花笠まつり(山形県)、福島わらじまつり(福島県)が競演し、被災地の復興を祈願しながら熱い絆で一つになった。主催者発表によると、初日の2日は約14万5千人の観客が来場した。

 盛岡城跡公園のメーン会場で行われた開祭式には、同実行委会長の谷藤裕明盛岡市長、同実行委員長の谷村邦久盛岡商工会議所会頭をはじめ、青森、秋田、山形、仙台、福島の各市長が出席。来賓で、吉野正芳復興大臣、鈴木俊一五輪大臣があいさつ。達増知事が歓迎の言葉を述べた。

  中央通が会場となったパレードは、盛岡神輿の渡御、本県出身の俳優、村上弘明さんのプロローグに続き、キャラホール少年少女合唱団の「花は咲く」などの合唱で幕開け。盛岡秋まつり山車の先導で、山形花笠まつり、福島わらじまつり、仙台すずめ踊り、盛岡さんさ踊り、青森ねぶた祭の順に盛岡市役所前から啄木新婚の家前まで中央通約1・2`を踊りながら歩いた。秋田竿燈まつりは、県庁前、裁判所前など4カ所で演舞を披露した。

     
  メーン会場で披露された秋田竿燈まつり  
  メーン会場で披露された秋田竿燈まつり  


  パレード参加者は6まつりで総勢1300人に上った。勇壮でにぎやかな6県のまつりが一堂に見られる機会とあって県内外から大勢の観客が来場し、中央通の沿道を埋めた。県内の郷土芸能を披露した盛岡城跡公園のメーン会場の他、もりおか歴史文化館前広場、木伏緑地などにサブ会場も設けられ、パレードのパブリックビューイング、飲食店の出店などが行われた。同実行委運営事務局によると、パレード会場の中央通の混雑のため、午後1時30分から同2時48分まで中央通への入場を全面規制する措置を執った。

  開祭式後の記者会見で、谷藤実行委会長は「東北の復興はいまだ道半ばであり、引き続き復興に向けた東北の元気な姿とご支援いただいた全国や世界の方々への感謝の意を発信していくため、東北六魂祭の後継となる東北絆まつりを開催した。六つの祭りが盛岡で一つとなり、復興の歩みの中で育まれてきた固い絆をさらに深め、このまつりを通じて絆の輪を未来に向けて広げていきたい」と開催の意義を語った。

  谷村実行委員長は「まつりはもちろん、東北・岩手・盛岡の魅力を存分に発信し、地域の活性化と観光振興につなげたい。復興はいまだ道半ばであるとの認識のもと、全国はもとより海外からこれまで寄せてもらった支援に対する感謝を申し上げ、東北や全国に元気を届け、復興の歩みにさらに弾みを付けていきたい」と意気込んだ。

  3日は、午後0時30分から同3時まで中央通でのパレードが行われ、盛岡城跡公園のメーンステージでは、午前10時15分から東北6まつりステージ、午後0時35分から岩手郷土芸能ステージ、同4時15分から閉祭式を実施する。


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