盛岡タイムス Web News   2018年   6月  10日 (日)

       

■  チャグチャグ馬コ 風光り鈴なりの道 蒼前神社から盛岡八幡宮へ 滝沢市役所前を8年ぶり


     
  伝統的な装束で行進したチャグチャグ馬コ=滝沢市、午前9時半ころ=  
  伝統的な装束で行進したチャグチャグ馬コ=滝沢市、午前9時半ころ=
 

 みちのく岩手の初夏の風物詩「チャグチャグ馬コ」の行進は9日、滝沢市鵜飼外久保の鬼越蒼前神社から盛岡市の盛岡八幡宮までの約14`で行われた。2018年は装束馬69頭、役員馬11頭の計80頭が参加。今年は8年ぶりに市役所前を歩くルートに戻り、市役所と対向するビッグルーフ滝沢には多くの人が集まった。馬コは涼しい風を受けて鈴の音を「チャグチャグ」と鳴らし、訪れた人の目と耳を楽しませた。

  今年は空に雲が広がったが雨は降らず、涼しげな風の吹く絶好の行進日和となった。午前9時半ころに鬼越蒼前神社を出発した馬コは、雲の隙間から差す日射しを浴びて行進。装束の鈴がきらきらと輝き、鈴の音と合わせて、多くの人を魅了した。

  今年は子馬と一緒の馬コが多く、スマートフォンなどで親子の姿を撮る人が各所で見られた。沿道からは「かわいい」「きれい」との声も。馬コに乗る子どもたちに「頑張って」と声を掛ける姿も。

  市役所前のビッグルーフ滝沢は、馬コが通る前から大盛況となった。訪れた人は、施設2階のたきざわテラスや施設前で間近に見る馬コに感激。同市鵜飼の60歳代の女性は「まるで特等席にいるみたい。馬を間近で見られるので、ビッグルーフができてよかったと思う」と話していた。

  県外や海外からの観光客も多く見られた。宮城県多賀城市の渡辺利之さん(44)は「初めて見たが、他では見られない文化だなと思った」と話す。

  盛岡市材木町で馬コにニンジンをあげた田子智尋ちゃん(3)は、初めて大きな馬コを見たが「怖くなかった。楽しい」と笑顔を見せた。


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