盛岡タイムス Web News   2018年   7月  2日 (月)

       

■  岩手山 山開き 頂で恒例ピッケル交換 滝沢市 健康づくり宣言がこだま


     
  山頂で「市健康づくり宣言」を高らかに提唱した滝沢市  
  山頂で「市健康づくり宣言」を高らかに提唱した滝沢市
 

 1日、本県最高峰・岩手山の山開きが行われた。天候に恵まれたため大勢の登山者が滝沢市の馬返し登山口、八幡平市の焼走り登山口、雫石町の御神坂登山口から入山。山開き式を終えた後、標高2038bの頂上を目指して登山に挑んだ。山頂は霧に覆われたが、切れ間から見えるパノラマの絶景に登山者から歓声が上がっていた。滝沢市は、笑顔と元気にあふれ、幸福を実感できるまちづくりを進める「市健康づくり宣言」を山頂で力強く宣誓した。(飯森歩)

  午前6時に馬返し口で開かれた山開き式には、約500人の山岳愛好者らが参集。安全を祈願した後、個人・団体1500人が入山した。同日は盛岡などが真夏日になる暑さだったことから登山者はこまめに水分を補給しながら、励まし合って山頂を目指した。

  正午ごろ、3市町の登山口から出発した登山者が山頂で合流して山頂セレモニーを開催。ピッケル交換、万歳三唱、酒だる鏡開きを行い、友情を深めた。

  柳村典秀滝沢市長と市職員らは、「市健康づくり宣言」の横断幕を掲げ、普及啓発に協力する市民、地域の企業・団体とともに「健康づくりは幸せづくり。希望と生きがいを持てる住みよい市を上げていく」とこぶしを振り上げ、高らかに宣誓した。

  会社の同僚と参加した東京都目黒区の藤居徹さん(45)は「山登りは初体験。子どもから高齢者までいたので無理なくゆっくり登れた。すれ違う人からねぎらいの言葉をもらい、疲れが吹っ飛んだ。あしたからの仕事も頑張れそうだ」と話していた。

  25歳の時から年2、3回岩手山に登っているという盛岡市の女性(66)は「ふだん眺めている山のてっぺんへ登れることに、毎年感動する。今年も無事に登れてうれしい」と達成感を感じていた。

  山開きは、麓にある八幡平市、滝沢市、雫石町の3市町合同で実施。今年は八幡平市が幹事を務めた。焼走り登山口の山開き式には200人、御神坂登山口には50人が参加した。


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