盛岡タイムス Web News   2018年   7月  3日 (火)

       

■  大通り(盛岡税務署管内の最高路線価)26年ぶり上昇 全県では9年連続の下落 仙台国税局路線価発表 変動率平均は0・9%減


     
  県内最高の路線価となった盛岡市大通2丁目の「大通り」  
  県内最高の路線価となった盛岡市大通2丁目の「大通り」
 

 仙台国税局は2日、2018年1月1日現在の路線価を発表した。県内の標準宅地(住宅地、商業地、工業地など2892地点)の評価基準額は前年に比べ、平均0・9%下落。下落率は0・1ポイント縮小も、現行の計算方法となった10年以降、9年連続で下落した。県内路線価の最高地点は盛岡市大通2丁目の「大通り」で1平方b当たり24万円。前年度に比べ2・1%、5千円上昇した。盛岡税務署の最高路線価上昇は1992年以来。

 県内の9税務署別の最高路線価地点は、全て昨年と同じ。盛岡が上昇、宮古、大船渡、釜石、二戸が横ばい、水沢、花巻、一関、久慈が下落した。

  地価動向を見ると、盛岡税務署管内は、盛南開発で利便性が高まった盛岡市南部や矢巾町、紫波町で地価が上昇傾向。盛岡市の中心商店街は、空き店舗や事務所から飲食店舗への転換が進んでおり若干、地価が持ち直している。路線価最高地点の大通りは26年ぶりに上昇に転じたが、現行の評価方法で最高額だった92年の139万円と比較すると小幅な回復にとどまった。

  県内各税務署管内の最高路線価(1平方b当たり)は、宮古が宮古市栄町の「駅前通り」の5万4千円、大船渡が大船渡市盛町字町の「丸森権現堂線通り」の4万5千円、釜石が釜石市大町2丁目の「主要地方道釜石港線通り」の4万7千円、二戸が二戸市石切所字荷渡の「市道枋ノ木市民会館線通り」の3万3千円。

  水沢は奥州市水沢区(現奥州市水沢)字東町の「駅前通り」の3万5千円(対前年2・8%下落)。花巻は北上市大通り1丁目の「駅前通り」の4万4千円(同2・2%下落)、一関は一関市山目字大槻の「国道4号通り」の5万3千円(同1・9%下落)、久慈は久慈市二十八日町2丁目の「久慈銀座通り」の2万9千円(同6・5%下落)となった。

  復興需要が一段落しつつある県北、沿岸地域は土地の需要が沈静化しつつあり、横ばいか下落傾向にある。

  用途別の主要標準地の評価基準額は、住宅地が盛岡市安倍館町の3万8千円(対前年変動なし)、一関市上坊の3万円(同)、商業地が一関市山目字大槻の5万3千円(同1・9%下落)、工業地は矢巾町大字西徳田の1万2千円(同変動なし)だった。

  路線価は国税庁ホームページで閲覧可能。


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