盛岡タイムス Web News   2018年   9月  25日 (火)

       

■  盛大附2年ぶりV 延長13回、花巻東退ける 秋季高校野球県大会決勝 投手陣、粘りの継投


     
  秋の県大会で2年ぶり10度目の優勝を果たした盛岡大附  
  秋の県大会で2年ぶり10度目の優勝を果たした盛岡大附
 

 第71回秋季東北地区高校野球県大会は24日、花巻球場で決勝戦と3位決定戦の2試合が行われた。決勝戦は盛岡大附が延長の末3―2で花巻東を下し、2年ぶり10回目の県王者に輝いた。3位決定戦の大船渡―専大北上は11―10で専大北上が制し、東北大会への出場権を勝ち取った。

 互いに投手陣が踏ん張りを見せた決勝戦。1―1で迎えた8回裏、花巻東は1死三塁の好機を作る。ここで酒井直也(1年)の打球が盛岡大附の遊撃佐々木俊輔(2年)のグラブをはじき、三走の水谷公省(1年)が生還。リードを奪う。

  後がない盛岡大附は9回表、先頭の峰圭哉(2年)が三塁打で出塁。1死となった後、岡田光輝(同)の左犠飛で峰を本塁に迎え、試合を振り出しに戻した。

  その後は互いに譲らず、試合は延長に突入。盛岡大附は5回途中から登板の阿部秀俊(同)、花巻東は8回途中から登板の西舘勇陽(同)が走者を出しながら得点を与えない。

     
  13回表、松原の中前打で本塁に生還する島上(捕手武田)  
  13回表、松原の中前打で本塁に生還する島上(捕手武田)
 

  決着は13回。先攻の盛岡大附は四球で出塁の島上眞綾(同)を犠打で進め、1死二塁の好機を作る。ここで途中出場の松原瑠来(同)が中前打を放つと、島上が相手の守備をかいくぐり本塁に生還。この試合初めてリードした13回裏、盛岡大附は阿部が花巻東の攻撃を3人で切り、3時間を超える強豪同士の攻防が幕を閉じた。

  盛岡大附の関口清治監督は「決勝の戦いには満足していない。東北大会はこの戦いでは勝てない。新たな選手が出てきてくれることがチームの成長になる。ぜひ東北大会でも花巻東と決勝戦をしたい」と語った。及川温大主将(2年)は「集中力、粘り強さを出せたことが勝ちにつながった。東北大会では得点を取るべきところで取らないといけない。東北大会では岩手県代表としての自覚と責任を持ち、神宮大会、来春のセンバツを目標に全力でプレーする」と決意を示した。

  盛岡大附、花巻東、専大北上が出場する秋の東北大会は、10月12日から17日まで秋田県秋田市で開催される。組み合わせは同5日の抽選会で決まる。
(佐々木貴大)


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