盛岡タイムス Web News   2019年    1月   13日 (日)

       

■ 伝来当時のスタイルで みちのくLクラブ 記念日に一本杖スキー

     
  袴姿での一本杖スキーを楽しむ参加者  
 
袴姿での一本杖スキーを楽しむ参加者
 


  日本にスキーが伝えられた日を記念する「スキーの日」の12日、みちのくレディースクラブ(村里洋子会長)の会員ら10人が、雫石町の雫石スキー場で、スキー伝来当時の学生のような袴(はかま)姿で一本杖(づえ)スキーを楽しんだ。

  日本のスキーは1911(明治44)年、新潟県でオーストリアのレルヒ少佐が高田陸軍歩兵連隊の青年将校に指導したのが始まりとされる。当時は「ヒッコリー」と呼ばれる木製スキーで、杖を使って左右のターンを操っていた。

  矢絣(かすり)など色とりどりの着物と袴を身に着けたクラブ会員たちは、1・8bほどの一本杖を手にゲレンデへ。一緒に参加した子どもたちも、すぐに慣れ、颯爽(さっそう)とした滑りを披露した。

  盛岡市立永井小4年の佐々木快斗君(9)は「帯が苦しくて動きづらい。でも楽しい」、同仁王小6年の畑中瑠菜さん(12)も「ちょっと恥ずかしかったけど、歴史に触れられて良かった」とすがすがしい表情だった。

  珍しい和装スキーに、目を丸くする外国人スキーヤーもいて、一緒に記念撮影したりして交流の輪を広げた。

  スキーの日を記念した袴姿での滑走は11回目。村里会長(62)は「先人がスポーツの文化を築いてくれたおかげで今、それを楽しむことができる。われわれもスキーを通して次世代に継承していきたい」と話す。


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