盛岡タイムス Web News   2019年    1月   24日 (木)

       

■  ジャイアントフラワー普及を アウトレジャー(矢巾)新機軸 26、27日に盛岡でWS 狙え「インスタ映え」


     
   アウトレジャーのエントランスに飾られた大小、色彩鮮やかなジャイアント・ペーパー・フラワー  
   アウトレジャーのエントランスに飾られた大小、色彩鮮やかなジャイアント・ペーパー・フラワー
 

 イベントのプロデュース・用品レンタルのアウトレジャー(矢巾町流通センター南3丁目、平子田由則社長、従業員25人)は、県内で「ジャイアント・ペーパー・フラワー」を広めようと取り組んでいる。昨年から公共施設や民間のイベント、結婚式場のディスプレー(装飾)として活用を開始。26、29日には一般向けのワークショップも開く。提案型イベントなどの新たな事業展開の手段として普及を目指す。

  同社によると、ジャイアントペーパーフラワーは、紙が材料の造花。コサージュなどと違って生花よりも大きいサイズ、自然界にない色合いを出すことができる。海外では愛や幸せの象徴として、風船(バルーン)のように結婚式会場の他、店舗のディスプレーとして人気のアイテム。

  数年前、日本に上陸。テレビや映画、アパレル店などで活用されている。東北ではまだ浸透していない。

  紙は和紙、コート紙、クレープ紙など種類が豊富。耐水性や光の反射、価格なども考えて選択できる。生花は時間の経過で枯れるが保存性に優れ、さまざまなサイズを製作できる。手に持ったり、スタンドに立てたり、壁に装着したり、天井からつるしたり。空間演出の可能性が広がり、流行の「インスタ映え」も狙える。

     
   ワークショップ参加者向けにクラリスフラワーの手本を仕上げる羽田さん  
   ワークショップ参加者向けにクラリスフラワーの手本を仕上げる羽田さん
 

  「イベント業界で仕事をするに当たり、新しいものを取り入れてやってきた」と話す平子田社長。取り組みは、羽田美佐子・制作デザインチーフの申し出がきっかけ。

  羽田さんは約2年前に自動車事故に遭い、長期療養を余儀なくされた。人に喜ばれる仕事について考えをめぐらせ、ジャイアントペーパーフラワーに出合った。学生時代に造形などディスプレーを専攻し、空間ディスプレーデザイナー2級の資格も持っていた。

  復帰後、平子田社長に相談したところ背中を押された。東京で開かれる研修に派遣され、昨年4月に日本アニヴァーサリー・プランナー協会が認定する講師となった。

  実際に取引先のホテルから相談を受け、活用した。同社エントランスには大小のジャイアントペーパーフラワーが飾られている。

  「デザイン部門がなかったので、物品の貸し出し、映像や音響の仕事はあっても、ディスプレーへの依頼はなかった。今後は顧客のリクエストに応え、イベント全体についてこちらが提案し、全てお任せしてもらう中で手段の一つにしたい。PRしながら県内で関心を持ってもらえたら」と羽田さん。

  平子田社長は「今後ワークショップなどを通じて広めたい。総合プロデュースを始めて20年。後発だったが、当時は待ちの営業が主流だった。われわれはどんどん攻めて提案しようと取り組んできた」と述べ、新たな顧客獲得も視野に営業へ力を入れる考え。

  26、29日のワークショップではクレープ紙を使った「クラリスフラワー」の製作が体験できる。完成品は直径30a、高さ50〜60a。いずれも午後2時から90分程度で、会場はウルカス盛岡店(盛岡市新庄町4の22、国道4号沿線)。参加費は税込み2400円、小学生以下は保護者同伴で参加を。

  問い合わせ、申し込みは電話019―613―2270へ。


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