盛岡タイムス Web News   2019年    1月   25日 (金)

       

■  白銀の湖面に太公望 盛岡市の岩洞湖 氷上ワカサギ釣り解禁 極寒の大漁に歓声


     
  ワカサギを釣り上げ、テント内で笑顔を見せる釣りファン  
  ワカサギを釣り上げ、テント内で笑顔を見せる釣りファン
 

 盛岡市薮川の岩洞湖で24日、氷上ワカサギ釣りが解禁された。前年より8日、平年より約2週間遅れでの解禁。解禁初日は平日にもかかわらず多くの釣りファンが湖を訪れ、冬の風物詩となっているワカサギ釣りを楽しんだ。

  盛岡地方気象台によると、この日の盛岡市薮川の最低気温は平年より4・7度高い氷点下9・7度(午前7時47分)。この他、宮古市区界で氷点下9・7度、盛岡市好摩で氷点下6・8度、盛岡で氷点下5・8度などを観測した。

  氷上ワカサギ釣りは同日の午前5時に解禁。気温こそ例年より高かったものの、同日の岩洞湖周辺は風が強く、訪れた人々は苦戦しながらもテントを設置。レストハウス周辺の他、第1ワンド、第2ワンド、盛岡市街地側の小石川周辺など、氷上のあちこちに色とりどりのテントが並んだ。

  テントの中では、人々は氷にあけた穴から釣り糸を垂らし、さおの先の動きをじっと見つめ、ワカサギのあたりを待った。

  岩洞湖漁業協同組合によると、解禁初日は正午までに約700人が訪れた。中には約270匹を釣り上げた人もいるという。

  毎年解禁日に訪れているという盛岡市の袴田健太郎さん(31)は、6時半ころから釣りを始め、約1時間で8〜10aほどのワカサギ約30匹を釣り上げた。「毎年休みを調整し、解禁日に来ている。海釣りだと多く釣れても10匹程度だが、ワカサギは100匹釣れることもあり、数を楽しめる。今年もコンスタントに通い、釣りたい」と語った。

  氷上でのワカサギ釣りは初体験という同市の佐藤誠也さん(24)は、父親の秀男さん(49)とテントの中であたりを待った。誠也さんは「岩洞湖のドーム舟でのワカサギ釣りはやったことはあるが、ワカサギ釣りはやっぱり氷上だろうと思い、道具もそろえた。たくさん釣りたい」と意気込む。秀男さんも「息子が去年ドーム舟で14匹釣ったというので、それは越えたい」とさおの動きに気を配った。

  岩洞湖の氷上への立ち入りは午前5時から。釣りが可能な時間は日没までで、夜釣りは禁止されている。氷上ワカサギ釣りは、天候にもよるが例年3月中旬ごろまで楽しめるという。


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