盛岡タイムス Web News   2019年    2月  10日 (日)

       

■ アニマル命あったまる 盛岡市動物公園 11日まで冬の臨時開園 厳寒期の生態に触れる

     
  冬の臨時開園でウサギをだっこし、ふわふわの感触を体感する子どもたち  
  冬の臨時開園でウサギをだっこし、ふわふわの感触を体感する子どもたち  


 冬季休園中の盛岡市新庄の市動物公園で9日から11日まで、冬の臨時開園が行われている。寒波の影響で、盛岡の最高気温も氷点下0・2度までしか上がらず、真冬日の厳しい寒さの一日となった。それでも、臨時開園に合わせたイベントや冬季間ならではの動物たちの姿を見ようと親子連れらが来園していた。開園時間は午前9時30分から午後3時30分(入園は同3時)まで。

  冬の動物の姿を見てもらうため毎年恒例で開催している臨時開園。この3日間は足跡スタンプラリー(午前10時30分)、ヤマネ(山鼠)ガイド(同11時30分)、生き物の冬越しを探ろう(正午)、折り紙で動物を折ろう(正午)、動物と一緒に写真を撮ろう(午後1時)、作ってみよう空飛ぶ鳥のおもちゃ(同1時30分)、ニホンザルに餌をあげよう(同3時)などたくさんのイベントを行っている。

  中でも子どもたちに人気なのが、子供動物園でのウサギやモルモットのだっこ体験で、9日も大勢の親子が体験に訪れた。同園の職員からだっこする際の注意点を聞いた後、そっとウサギやモルモットを抱きかかえた。ふわふわとした毛の触り心地や腕の中で動くウサギやモルモットに子どもたちも頬を緩めていた。

  市内から父親と共に来園した大堰心結さん(9)、和叶さん(7)、楓幸ちゃん(3)の3姉妹もウサギやモルモットをだっこして喜んだ。心結さんは「ヒヨコとか小さな動物が好き。モルモットは少しブルブルしていて、ウサギはふわふわして温かかった」、和叶さんは「モルモットがふわふわで温かくて気持ちよかった」と話した。

  動物公園内には、茶色の夏毛から真っ白な冬毛に変わるトウホクノウサギのように、この時期だから見られる冬の生態がある動物も多い。ヤマネもその一つで、イベントのヤマネガイドでは冬場の様子が見られる。ヤマネは7aほどの体を丸めて冬眠するが、クマなどと違ってずっと冬眠しているわけではなく、間に起きて餌を食べる習性がある。冬眠中は体温を0度近くまで落とし、なるべくエネルギーを消費しないようにする特徴も持つ。ヤマネガイドの参加者も職員の解説で初めて知ったことも多いようで驚いていた。

  辻本恒徳園長は「冬眠した姿や冬毛が美しい動物、夏場はぐったりしているが冬に元気な動物なども多い。少し寒いが冬場の動物の姿を見にぜひ来園してほしい」と呼び掛ける。

  今年の臨時開園日は2月16、17日にも予定されている。入場料、駐車場とも無料。問い合わせは同園(電話654−8266)。


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