盛岡タイムス Web News   2019年    2月  19日 (火)

       

■  八幡平市一般会計 2年連続200億円の大台 前年比5・8%減 統合保育所、繁殖育成センなど


 八幡平市の2019年度当初予算案は18日、公表された。一般会計の予算規模は207億6500万円で、18年度に続き2年度連続で200億円を超えた。前年度対比では12億6800万円、5・8%の減。ごみ清掃センター焼却施設延命化工事費の減額など大規模公共工事が減少する一方、統合保育所や繁殖育成センターの整備工事費の増額などを要因に、200億円を超える規模となった。19年度末の市債残高見込みは188億8017万6千円で、市民一人あたりの残高は73万円。6特別会計を含む総額は256億8449万5千円で、同比16億2098万5千円、5・9%の減となった。当初予算案は、21日招集の市議会第1回定例会に提出される。

 ■歳入

  自主財源の合計は59億8700万円。歳入に占める割合は28・8%で、前年度対比3億4347万4千円、5・4%減額した。うち市税は自主財源の50・3%を占める30億1327万9千円で、同比4452万4千円、1・5%の増。前年度当初予算に比べ、第1次産業の増収など市民税、固定資産税が伸びたことなどを要因とする。繰入金は20億8639万6千円で同比3億3433万6千円、13・8%の減。一般財源は合計138億3707万1千円。一般財源比率は66・6%で前年度対比4・8ポイント減となった。

  歳入の内訳では、依存財源の地方交付税は77億円で歳入全体の37・1%を占め、前年度と比べ増減はない。うち普通交付税は73億万円、特別交付税は4億万円となった。国庫支出金は18億7070万8千円で同比3億3310万4千円、同比15・1%の減。対して県支出金は、14億4142万2千円で同比1億5504万1千円、12・1%の増。市債は28億6170万円で同比8億2430万円、22・4%減。

  ■歳出

  目的別で見ると、衛生費は24億2435万2千円で前年度対比10億9675万6千円、31・1%の減。ごみ清掃センターのごみ焼却施設の延命化の工事費の減額が要因。商工費は9億6526万4千円で、同比5億348万3千円、34・3%の減。八幡平温泉郷引湯管などの施設工事費の減額を要因とする。消防費は8億9677万2千円で、同比4億6741万円、34・3%の減。デジタル化に伴う防災行政無線整備工事費の減額などが要因。

  一方で、民生費は51億1851万5千円で、前年度対比1億8160万4千円、3・7%の増。18年度からの市統合保育所の整備工事費を計上した。農林水産業費は17億7805万9千円で、同比1億9763万7千円、12・5%の増。18年度からの繁殖育成センター整備工事費の増額などを要因とする。また、教育費は16億1331万9千円で、同比3億1128万2千円、23・9%の増。ラグビー場グラウンドへの人工芝の整備費用などを計上した。

  19年度の主な新規事業は、高齢者の交通事故未然防止を目的に県内で初めて行う「高齢者先進安全自動車購入費補助金」に180万円を計上した。また、日本への帰国を考えている在米日本人向けの滞在プログラムの「プラチナサマーキャンププログラム企画運営業務」に290万円を計上した。

  この他、22年度までに同一品目の野菜販売額を1億円以上増加させる「いわて型野菜トップモデル産地創造事業補助金」に1762万5千円、「大更駅前顔づくり施設など予備設計業務」に3240万円、「御在所地区温水利用施設など整備詳細設計業務」に470万円などを計上している。

  ふるさと納税の活用事業では、18年度の寄付金総額から必要経費を差し引いた金額の4241万6千円を19年度事業に充当。学童保育施設や保育所へのエアコン整備などに活用する。


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