盛岡タイムス Web News   2019年  6月  18日 (火)

       

■  25日告示まで1週間 紫波町議選 また無投票の可能性も


 任期満了に伴う紫波町議選は、25日の告示まで1週間となった。定数18に対して、出馬を予定しているのは現職15人、新人3人の計18人。他に立候補の動きはなく、無投票当選となる可能性が高まっている。

  今回の選挙で選挙戦にならなければ、町政開始後初めて選挙戦が行われなかった2015年の町議選に続き、2回連続の無投票当選となる。

  小学校の再編問題、3歳未満児を中心とした保育ニーズの高まりに伴う待機児童問題、基幹産業である農業の振興など、議論すべき町政課題は多い。議員に期待される役割が大きくなる一方で、成り手不足が顕著になってきている。

  ある町民は「地域から『立候補してほしい』と話を持ち掛けても、その人が受けてくれるかは分からない。逆に、『立候補したい』という人がいても、それを地域として了承し、応援するとは限らない。そういうところに候補者擁立の難しさがある」と話す。

  武田平八議長は13日の本会議後「議員のなり手不足が表面化している。もっと議会の役割を発信し、議員の仕事を発信しなければ」と危機感を示した。

  町議会では、議員の成り手確保の一環として議員報酬の引き上げを決定している。一般の議員が月額24万8千円から30万円、副議長が月額27万5千円から35万円、議長が33万8千円から41万円にそれぞれ増額され、新たに常任委員長報酬(32万円)も設けられた。改定後の報酬は今町議選の当選者から適用されることになるが、大きな効果は見えていないのが実態だ。

  町民からは「無投票だったら、議員も仕事がやりにくいのでは」「無投票よりは、何とか選挙があった方がいい」と、選挙の実施を望む声も聞こえている。

  1日時点の選挙人名簿登録者数は、2万8036人(男1万3249人、女1万4787人)。


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