2024年
4月15日(月)

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現代美術家の光る個性 盛岡市中央公民館 アートガーデン2023冬

2024-02-28

市内で活動している現代美術家17人による19作品が並ぶ「アートガーデン2023冬~歴史との対話~」

 「アートガーデン2023冬~歴史との対話~」が、盛岡市愛宕町の市中央公民館企画展示室で開かれている。主に市内で活動している現代美術家17人によるアート作品19点を展示。同館にまつわる歴史から着想した作品や、同館所蔵の文化財とコラボした作品など、個性が光る。3月3日まで。

 加村なつえさん(盛岡市)の「透明なアオい鳥/O・H・P!」は、同館所蔵のオーバーヘッドプロジェクタ(通称OHP)と自身が撮影した写真などを組み合わせた作品。透明のOHPシート15枚には、加村さんが県内のあちこちで撮った空や電線の風景のほか、ステンドグラス風に描いたものもある。自由に組み合わせながら、作品を鑑賞できる。

 「かつて普通に使っていたものをまたこういう形で使えるのが面白い。特にOHPは、自分にとっては懐かしいもの。自分がいま作っている空の写真のシリーズなどに合わせやすかった」と思いを語る。

 鈴木研作さん(宮古市)の「Light our treasure」では、旧中村家住宅の居間や通路に紙を置き、模様をこすり出して写した。音に反応するLEDライトを組み込んでいるため、音を立てることで新たな魅力も感じられる。

 ほかにも、紅葉の写真を組み合わせた作品や同館別館で披露宴が行われた際に使われた婚礼用漆器を添えた作品など、バラエティーに富む。

 同館社会教育指導員の鎌田紀子さん(52)は「いまも一線で活躍している作家さんが、古い民具や文化財などいろいろな要素を取り入れた作品。こういったコラボ展は、なかなかほかの会場ではできないことなので、見に来てほしい。歴史や作品の美しさを感じてもらえれば」と勧めている。

 午前9時から午後5時(最終日は同3時)まで。入場無料。



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