2024年
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CF型ふるさと納税を予定 ZOOMO内動物病院整備で 盛岡市 4月中にも開始

2024-03-16

 盛岡市動物公園ZOOMO内に整備予定の新動物病院のイメージ(株式会社槇総合計画事務所提供)

 盛岡市新庄の市動物公園ZOOMO(辻本恒徳園長)内の動物病院整備に向け、同市は4月中を目安にクラウドファンディング(CF)型ふるさと納税の開始を予定している。実施期間は開始日から3カ月で、最終目標金額は1億1千万円。資金調達の状況を踏まえながら2024年度以降に基本設計、実施設計、建築工事などを行い、27年度の完成を目指すとしている。

 同病院整備を巡っては、国際的に実績を持つ建築事務所の槇総合計画事務所が事業の理念に共感したことから、22年5月に同園指定管理者のもりおかパークマネジメントと同市と協定を締結。同事務所が基本的な計画を作成し、3者共同で整備を行うとしている。

 老朽化が進む現在の動物病院を建て替えるとともに、来園者が診療現場を見られるようにすることで、命と向き合う場を体感して人と動物たちの関係を見詰め直す場を目指す。整備場所は来園者の動線上を予定し、同園の理念「One World―One Health」(=人、動物、環境の健康は相互に関連していて一つである)を体現する施設として整備する。規模は、現動物病院と同規模の約200平方㍍を予定。

 整備費用は1億2千万円(設計費用等を含む)を見込む。寄付により整備する方針で、20年から企業版ふるさと納税、23年6月から個人のふるさと納税による寄付を募集し、これまで計950万円が寄せられている。

 CF型ふるさと納税は、ふるさと納税の寄付金の使途をより具体的にプロジェクト化し、プロジェクトに共感した人から寄付を募るもの。同市のふるさと納税の一つとして行われるため、通常のふるさと納税の返礼品を選択できる。目標額達成にかかわらず期間中に集まった額が寄付される方式で、寄付金は全額同市の歳入となる。

 同病院整備に対する寄付は、ZOOMO園内や公式ウェブサイトなどでも受け付けている。



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