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イコット開業1周年を祝う さらなる飛躍期し 「新鮮な情報を多く発信する」

2024-03-17

開業1周年を記念したイベントでにぎわうイコット

 矢巾町のJR矢幅駅内にある町地域情報発信ステーション「icotto(イコット)」の開業1周年を祝うイベントが16日、同施設であった。「町の日常がアップデートされ続ける地域密着型の情報発信拠点」をコンセプトに、岩手医大と附属病院の移転で交流人口が急増する中で、町内外の人々に町の魅力を発信する活動を続けてきた。当日はオリジナルトートバッグや缶バッジづくり、町内事業者の製品の販売などで施設の節目を祝い、さらなる飛躍を期した。

 イコットは、2023年3月18日に開業。当時課題であった駅周辺における観光案内所機能の充実に向け、町が駅構内の空きスペースに施設を整備。町の地域おこし協力隊員OGである藤岡裕子さん(40)が代表理事を務める一般社団法人カダルに運営を委託した。

 開業以来、カダルが同駅内で運営する町まちづくりステーション「ハバターク」と連携し、町内のイベントや観光に関する情報発信と観光案内を展開。町の「元気」と「ものがたり」の提供情報の提供や、町の特産品の販売を通じ、駅を基点としたにぎわいの創出を図ってきた。

 記念イベントを訪れた奥州市の鈴木優菜さん(18)は「初めてイコットに来た。温かい雰囲気の施設で、多くの年代が手に取りたくなる製品も多い。水沢の駅前商店街にもシャッターが閉まったままのお店が多いので、イコットのような施設があればいいとうらやましく思った」と語った。

 藤岡代表は「イベントの開催などを通じ、矢巾町のことを知ってもらうという役目は一定程度果たせた。イコットを含め、ようやく駅が目的地の一つになりつつある」と開業からこれまでを振り返る。最近では、移住希望者からの相談も受けるようになり、全員が町民であるスタッフだからこそ提供できる情報も伝えることができているという。

 今後のイコットの運営について「もっと認知度を高め、多くの人に使ってもらいたい。情報は生ものであり、地域で頑張る人や企業など、新鮮な情報を多く発信していければ」と展望を掲げた。



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