2024年
4月15日(月)

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安全で円滑な通行確保 新徳田橋開通 幅員も広がって 関係者ら約80人が祝う

2024-03-25

一般県道大ケ生徳田線徳田橋の開通式典でテープカットする関係者

 盛岡市黒川から矢巾町西徳田の間で整備を進めてきた一般県道大ケ生徳田線の徳田橋が、23日に開通した。北上川に架かる新徳田橋の橋長は365㍍(旧橋361㍍)で、大型車両のすれ違いが困難だった車道は、幅員が5・5㍍から6・5㍍へ、歩道も3㍍から3・3㍍に広がり、歩道を両脇にした構造で通行者(車両)の視界も広がった。開通に先立って開通式典が開かれ、救急医療や物流、生活を支える新徳田橋の開通を祝った。

 橋上で開かれた式典には、関係者ら約80人が参加。佐々木隆盛岡広域振興局長は「このたびの開通により、安全、安心で円滑な通行が確保され、物流支援による産業振興や生活道路として地域振興に大きく寄与し、救急搬送をはじめとする医療活動支援など、多くの効果を発揮するものと確信している」とあいさつした。

 来賓の内舘茂盛岡市長は「沿岸との救命、救援ルートの整備が進み、徳田橋は岩手医科大学附属病院へのアクセスルートとなっているほか、矢巾スマートインターチェンジなどの交通拠点と国道396号を結ぶ主要なルートとしても今後ますます重要な役割を担っていく」と祝辞。

 高橋昌造矢巾町長は「初代の徳田橋は本町の発展を支える陰で、老朽化や通行車両の大型化、交通量の増大などで橋の維持や補修などに心配が強くなっていた。2代目徳田橋はこれまでよりも一層、岩手県民ならびに町民の命や生活の安全を守るもの」と、医療や物流と生活を支える道路ネットワークに期待を込めた。


渡り初めの後、風船を空に放して祝う人たち

 橋上でのテープカットとくす玉開披に続き、橋名板を揮毫(きごう)した小学生4人や関係者が新しい橋を渡り初め。風船を空に放して開通を祝った。

 「徳田橋」と揮毫した工藤雄吏(ゆうり)さん(徳田小6年)は「新しい橋は広くて気持ちがいい。開通の記念の日に立ち会うことができてうれしい」と笑みを広げた。

 盛岡市乙部の自営業、藤原政栄さん(72)は「ワゴン車を運転して毎日通行しているが、これまでは大型車とすれ違うときに狭さを感じていた。車道も歩道も広くなり、自転車通学の高校生も安心だと思う」と喜んでいた。

 徳田橋は1962年に架けられ、62年が経過して老朽化。補修工事などによる交通規制や道路線形が悪いことから交通事故が多発するなど、早期の整備が求められていた。

 徳田橋工区事業の期間は、2011年度から28年度、総事業費は93億5千万円(期間、総事業費とも旧橋撤去を含む)、延長1200㍍(うち徳田橋365㍍)。



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