2024年
4月15日(月)

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平均変動率0.4%上昇 27年ぶりのプラス 24年地価公示 住宅地は0.8%上昇

2024-03-27

 国土交通省は27日、2024年1月1日における標準地の単位面積当たりの正常な価格(公示価格)を公示した。岩手県の全186地点の平均変動率は0・4%の上昇で、1997年以来27年ぶりにプラスに転じた。用途別の平均変動率は、住宅地が0・8%の上昇、商業地が0・5%の低下、工業地が1・9%の上昇だった。

 住宅地(127地点)の平均変動率は2年連続の上昇で、前年と比較し上昇幅が拡大した。価格が上昇したのは59地点で、自治体別にみると盛岡市37地点、花巻市4地点、北上市5地点、一関市2地点、滝沢市5地点、紫波町2地点、矢巾町4地点。

 上昇率が最も大きかったのは「盛岡市永井20地割17番99」で、変動率はプラス8・5%(前年比4・5ポイント上昇)。下落率が最も大きかったのは「山田町船越第6地割32番73」で、変動率はマイナス4・4%(同比0・3ポイント上昇)だった。

 商業地(54地点)の平均変動率は31年連続で下落しているが、下落率は縮小した。価格が上昇したのは14地点で、自治体別にみると盛岡市13地点と矢巾町1地点。

 上昇率が最大だったのは「盛岡市盛岡駅前通437番(盛岡駅前通8│17)」で、変動率はプラス6・0%(前年比1・7ポイント上昇)。下落率が最も大きかったのは「岩手町大字沼宮内第7地割24番1外」で、マイナス5・3%(同比0・1ポイント上昇)だった。

 工業地(4地点)は7年連続で上昇しているが、上昇率はやや縮小した。価格が上昇したのは3地点で、自治体別にみると花巻市、北上市、矢巾町が各1地点。 残る1地点(盛岡市)は横ばい。

 上昇率の最大地点は、「矢巾町流通センター南1丁目5番10(流通センター南1│5│16)」で、変動率はプラス4・9%(前年比0・2ポイント上昇)。

 全国および三大都市圏では、住宅地、商業地、工業地の平均変動率がいずれも上昇し、上昇率が拡大した。東北地方では、青森県の住宅地、秋田県の住宅地と商業地の平均変動率がそれぞれ下落から上昇に転じた。宮城県は、住宅地、商業地、工業地の平均変動率がいずれも上昇し、上昇率が拡大した。



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