2009年 3月 6日 (金)

       

■ 徳丹城ブランド登場 矢巾町内3企業が菓子など新製品

     
  町内企業3社が開発した徳丹城をイメージした特産品  
 
町内企業3社が開発した徳丹城をイメージした特産品
 
  国指定史跡の徳丹城にちなんだ地域ブランドの発表会(NPO法人やはば協働センター主催)が4日、矢巾町南矢幅の町商工会館で開かれ、町内企業3社が新たな製品を発表した。

  徳丹城の魅力の再発見、町の資源を活用した地域ブランドの特産品化を目指す事業。町内の主婦にモニターになってもらい、菓子製造の旭堂、リカイ食品、漬物の澤田屋の3社がイメージを形にして製品化した。

  旭堂の旭田恒志社長は「徳丹どら焼き」を開発した。生地に黒糖を練り込み、あんにはクルミを入れている。「クルミは矢巾町産で採れたものを使用している。食感がいいと思う。試行錯誤して作ったがこれで完成でなく改良の余地はまだまだある」と話していた。

  リカイ食品の李可為社長は豆銀糖のような味の「徳丹城の風」を紹介した。5ミリくらいの棒状にして3本をねじり合わせている。青豆を原料とし徳丹城跡公園の若草をイメージした「わかば」、きな粉を原料とし稲穂をイメージした「こがね」の2タイプがある。

  李社長は「駄菓子屋で緑色の菓子を購入し着色料の表示をみたとき、自然の色でできるのではないかと思い青豆をみつけた。緑は春で希望、黄色は収穫後の達成感、喜びの気持ちを表した。わたしは矢巾町に12年住んでいて少しでも貢献したい気持ちも込めている」と、製品への思いを話した。

  澤田屋の澤田一信専務は「別将漬」を紹介した。カリフラワーのカラシ漬け、キュウリやキクイモ、ダイコン、ニシンなどがある。中でもカリフラワーのからし漬けが強い印象を与えたようだ。

  澤田専務は「和でなく洋のイメージ。和洋を一般的に食べる時代となり、和にこだわっていては消費は落ちる。カリフラワーは無味無臭、クセがない、下味を付けて、からし漬けにすることでパンチが利いたものに仕上げた。西洋料理の付け合わせにもできる漬物として考えた」と、既成概念にとらわれない発想で生み出した商品として紹介した。

  モニターの佐々木国子さんは「どら焼きはクルミの食感がとても生きている。徳丹城の風は甘みがあってわたしの好きな味」と話した。澤田屋の漬物は子供たちに大好評になっていた。

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