2009年 4月 24日 (金)

       

■ まきたきボイラー導入 区界少年自然の家で

     
  区界高原少年自然の家に導入された給湯用まきたきボイラー  
 
区界高原少年自然の家に導入された給湯用まきたきボイラ
 
  川井村の盛岡市立区界高原少年自然の家(樋下照男所長)は給湯ボイラーを灯油から、まきたきに更新した。200人規模の宿泊施設への導入は国内初で、導入施設として最も大きいという。木質燃料はカーボン・ニュートラルという考え方で二酸化炭素を増やさない。09年度には暖房用に木質ペレットボイラーを整備する。

  ボイラーはスイス製。80`hの出力で、燃料タンクは330gの容量。タンクいっぱいのまきで、ボイラーと一緒に設置した水槽4千gの水を約4時間で70度まで沸かすことができる。同家で最も需要量が多い浴場にも十分な湯を供給できる。

  すすやタール、灰の発生を極力抑え、煙突から出る煙もたき始めに白くなるものの、燃焼が安定すると透明化。クリーンな環境を保つ。

  同家は盛岡市内の小中学生を中心に年間約2万人が利用する。1975年に建設された施設は30年以上が経過し、老朽化がみられる。ボイラーは故障により、利用者に不便をかけたこともあり、市教委は08年度事業で給湯ボイラーを一新した。

  まきは約1bの長さまで燃料タンク兼燃焼室に入る。同家では敷地内の資源を有効活用する自家調達と市内からの購入でまきを確保する。乾燥したまきが望ましく、18カ月以上の乾燥を進めている。

  同家では暖房用には木質ペレットボイラーの導入を決めており、利用する子供たちの自然環境学習にも生かしていく方針。

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