2009年 7月 3日 (金)

       

■ 都南川目道路の「2車線化」 県は受け入れを表明

 2日の県議会県土整備委員会で、佐藤文夫県土整備部長は、事業凍結になっている国道106号都南川目道路について「県としては2車線が妥当ではないかと考える」との見解を示した。2車線になれば用地取得、構造などで大幅な事業費削減が見込まれる。将来の交通量予測からも2車線でさばけるとの見方を支持した。

  同道路は国土交通省が事業点検し今年度事業が凍結した18事業のうちの一つ。事業再開に向けて再点検した結果が6月25日の事業評価監視委員会に報告され、2車線への計画変更案が示された。委員会は事業再開の方向が大勢を占めたが、4車線での事業を唱える意見も出たため、継続審議になっている。

  この問題は小野寺好氏(公明)が取り上げ、事業再開への大きな問題はあるのかと質問。佐藤部長は「特に問題はなかった」としながら、委員で4車線か2車線かという構造設計上の意見が分かれている事情を説明。「事業再開に向けて道路構造をどうしていけばいいかという議論。早急に調整していきたい。継続に一生懸命頑張っていきたい」と述べた。

  小野寺氏は仮に2車線として事業再開する場合、用地買収や橋脚整備は将来の4車線化に備えた整備となるかどうかを質問。

  佐藤部長は、国の交通量推計で7000〜8000台、ピークで1万台超程度とされ、一方、道路構造は1万4000台以上では4車線、それ以下では片側1車線の2車線で、十分交通量がはけるとの一般的な考え方を説明。

  「交通量が前提になって議論されなければいけない」とし「数値から2車線が妥当ではないかと考える。用地を4車線分買って将来に造るやり方は避けた方がいい。最初から2車線で造っていくことが一番いいのではないかと思っている。技術的な理由と、県の負担金から、いくらかでも少なくなる形の方が県としてはいい」と述べた。

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