2010年 4月 23日 (金)

       

■ 〈よしこさんのおいしい岩手〉32 アスパラガス&つくねの煮物 丸山淑子

     
   
     
  日本で最初に生産されたのはホワイトアスパラガス。健康志向と労力省力のためグリーンアスパラガスが作られ、生産量が逆転。最近、再びホワイトアスパラガスも見かけるようになりました。岩手では、米の転作作物として栽培面積が増え、生産増となりました。

  アスパラガスのシャキッとした歯ごたえと、ジャガイモ効果でふっくらとした鶏つくねの春らしい簡単煮物です。冷めても美味なのでお弁当のおかずにもお勧めです。

  【材料 4人分】1人分208`i

  アスパラガス1束、鶏ひき肉350c、卵1個、しょうが汁小さじ1、しょうゆ小さじ1、ジャガイモ(小)1個、サラダ油大さじ1弱、A[砂糖・酒・しょうゆ各大さじ1、水大さじ2]、塩少々

  【作り方】

  @Aの調味料を混ぜる。アスパラガスは、根元の太い部分を包丁の刃を寝かせてつぶし、5等分に切る。軽く塩ゆでし、水気を切る。

  Aボウルにひき肉・卵・しょうが汁・しょうゆを入れ、ジャガイモをすりおろしながら加え、粘りが出るまでよく混ぜる(かなり柔らかい状態)。

  Bフライパンを温めてサラダ油を入れ、Aをスプーンですくい、ポタポタと落とす。スプーンの背で少し平らにし、ふたをして強火で2分焼き、返して中火で3分焼き、@を加え、強火で少し煮つめる。

  【ポイント】

  @アスパラガスをつぶす!味の浸みこみが良くなります。

  Aすりおろしたジャガイモを加える!ふっくら仕上がります。

  【栄養ひと口メモ】

  上へ上へと伸び、収穫後も自ら起き上がるタフな野菜。そのせいかアスパラガスを食すると元気になるような気がします。ビタミン・ミネラルがバランス良く含まれ、カロテン・葉酸も豊富です。注目成分はアスパラギン酸(アスパラガスから発見されたアミノ酸)。代謝を活発にし、疲労回復効果あり、免疫力を高めて体内のバランスを整えます。穂先に含まれるルチン(ソバに含まれているのと同じ!)は、毛細血管を丈夫にし、動脈硬化の予防効果が期待できます。鮮度が命のアスパラガス。新鮮なうちに食せるのは生産県ならではのぜいたくであり楽しみです。それにしても野菜が高い!今年は、農家さんも大変、消費者にも大変な春ですね。
  (料理研究家、大迫町在住)


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