2010年 4月 25日 (日)

       

■ 石割桜、お待たせ開花

     
  1、2輪が開花した石割桜(24日午後3時40分ごろ)  
 
1、2輪が開花した石割桜(24日午後3時40分ごろ)
 
  盛岡市内丸の盛岡地裁内にある石割桜が24日、開花した。前々日ごろから気温の上昇を待ちかまえたようにしてようやく1、2輪がほころんだ。25日は気温が上昇すると予想され、石割桜や盛岡城跡公園のソメイヨシノも一気に進むと期待される。足踏みしていた開花の便りがようやく届いた。

  石割桜はこの日午前9時台、県庁側の一部でつぼみが大きく開き1、2輪の花が開いた。正午ごろには曇って気温が下がったため小さくなったが、午後になって再び日差しが出るとちらほらと花開いた。

  24日の市内は朝の最低気温が氷点下0・5度を記録し、平年を下回った。霜が観測されるほどの肌寒さだった。

  盛岡ふるさとガイドの大矢正典会長によると、22日ごろからほぼ同じ状態だったという。24日午前9時の花の状態に「これで咲いたとは言えないかな」と話していたほど。それでも午前には大勢の観光客が訪れた。

  盛岡地方気象台が観測する標準木も23日に目視したところ、花の状態は「開花には至らない」という判断。25日には最高気温が10度以上で日差しもあると予想され、一気に開花する可能性が大きい。

  兵庫から観光で来た神戸市垂水区の浅井美知子さん(79)は「普通のサクラとは違う条件の中、頑張って生きようとしている姿に励まされる。年々、割れ目が広がっているようだが、何回来ても力をもらえる。きょうはほんのわずかだけど生まれたてのサクラを見れて良かった」と話した。

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