2010年 5月 7日 (金)

       

■ 〈よしこさんのおいしい岩手〉34ふわふわ卵のあんかけ 丸山淑子

     
   
     
  「春は卵」という言葉があります。1年中出回っている卵でも旬は、春です。大正時代の半ば、日本人が1年間に食した卵は1人26個、高級食品でしたね。私が生まれた昭和30年半ばでも75個。今では、年間の国内生産量は250〜260万d、1人330〜340個食べていることになります。岩手県内各地でも、新鮮な卵が生産されています。

  簡単・おいしい・安いと三拍子そろった家庭料理の基本のような丼です。トロッとした卵とゆるめの甘酢あんが、ご飯に良くなじみます。

  【材料 4人分】1人分380`i

  ご飯(温)茶わん4杯分、卵6個、カニ風味かまぼこ1〜1.5パック、サラダ油大さじ1、細ネギ(小口切り)・塩・こしょう各少々、A(砂糖・かたくり粉各大さじ1、しょうゆ大さじ1.5、酢大さじ2、鶏がらスープの素小さじ1、水カップ3/4)

  【作り方】

  @小なべにAの調味料を入れ、とろみがつき、ボコボコと沸くまで強火で混ぜる。

  A卵を溶き、塩・こしょう各少々をし、カニ風味かまぼこをほぐしながら加える。

  Bフライパンを温めてサラダ油を入れ、強火にして卵を一気に流す。菜ばしで大きく混ぜ、半熟状で火を止める。

  C器にご飯を盛り付け、Bをのせて@をかけ、細ネギを散らす。

  【ポイント】

  @ボコボコ沸くまで火をとおす!粉っぽさが残りません。

  A卵は一気に流す!きれいな半熟状になります。

  B早めに火を止める!余熱で「あっ」という間に火がとおり過ぎます。

  【栄養ひと口メモ】

  「完全栄養食品」と言われている卵。9種類の必須アミノ酸すべてを含み、各種ビタミン・ミネラルなど私たちに必要な栄養素を網羅しています。コレステロールが多いということで控える方もいらっしゃいますが、卵黄の中に含まれる卵黄コリンという成分は、コレステロール量をコントロールしてくれます。その上、脳や神経細胞をつくる時にも使われる成分です。半熟状の卵は消化も良いので疲れた時には、ぴったりの食品です。残念ながらビタミンCと食物繊維は含まれていません。サラダか野菜ジュース、フルーツを添えれば完ぺき!大型連休明けの簡単に済ませたい昼食にはぴったり、だと思います。
  (料理研究家、大迫町在住)

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