2010年 5月 19日 (水)

       

■ 若手経営者が知恵集め 岩手塾ブランドコラボで新商品

     
  発表された岩手塾ブランドコラボ商品  
 
発表された岩手塾ブランドコラボ商品
 
  岩手塾ブランドコラボ商品完成発表会が18日、盛岡市大通1丁目のリリオで行われた。県内の若手経営者の有志がアイデアと食材をコラボレーションした。同市の企業が開発した「ホタテのひも燻製」「すっとぎろーる」など4商品。岩手塾は同市の大観の佐藤康副社長を塾長に県内の観光や外食13店舗で構成し、商品開発に取り組んでいる。岩手の新しい特産品として協力して売り出す。

  商品は自然派のGOODBE(盛岡市)と八木澤商店(陸前高田市)による「ホタテのひも燻製」「ホタテの卵燻製」(各350円)。花月堂(盛岡市)とびはんコーポレーション(山田町)による「すっとぎろーる」(1400円)。八木澤商店と早野商店(岩泉町)と対滝閣(西和賀町)による「岩手県産牛しぐれ煮」(840円)。

  佐藤塾長は「塾生同士でそれぞれ扱っている商品を持ち寄り、コラボ商品ができないかと開発した4品目。いずれも原材料は岩手県産を使用し、今までにない物や、過去にも同じような物はあったが100%調味料まで岩手県産を使うようこだわった。全国に向けて岩手の若手の取り組みを紹介したい」とあいさつした。

  ホタテの2品目は大船渡産のホタテのひもや卵を利用し、捨てられる部分を有効活用して無添加の天然の味を大切にした。GOODBEの武田学社長は「子どもたちがおやつとしてたくさん食べても塩気が強すぎなく、おいしいと言われるよう味付けした。商品が育ち、沿岸の方々にとっては捨てられているホタテの産業廃棄物の軽減と環境保全につながり、副産物になることを目標に頑張りたい」と説明した。

  「すっとぎろーる」は山田町の斎藤みつ子さんが作る「豆しとぎ」を利用したロールケーキ。若草色のスポンジと伝統の味を練りこんだクリームの相性を追求した。

  山田町のびはんコーポレーションの間瀬慶蔵専務は「岩手塾で話したら真剣に聞いてもらい、何とかすっとぎろーるをやろうとしてくれた。花月堂が岩手塾に入り、すっとぎろーるをやろうということになった。びはんと花月堂のコラボだが、原材料を生産している農家はじめ、岩手塾の皆さんの協力があってこその努力の結晶のロールケーキ。新しい山田町、岩手の特産品、名産品としたい」と説明した。

  コラボ商品企画委員会の八木澤商店の河野通洋専務は、「岩手塾の塾生は職種も地域も違う。沿岸も内陸も年齢も立場も違う人たちが集まり、何かできないかという目的と価値観があった。人に喜ばれるような仕事がしたいのは共通。県内のふるさとの元気がなくなっている状況を打破したい」と話した。岩手塾の会員の店で売り出す。


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