2010年 6月 11日 (金)       

■ 新幹線延伸に危機感を 県商議所連合会の永野会長が出席者に喝

 県商工会議所連合会(永野勝美会長)は10日、盛岡市盛岡駅前通のホテルメトロポリタン盛岡ニューウィングで今年度の総会を開いた。県内9市の商工会議所の会頭や役員が出席し、新年度事業計画などを決めた。永野会長はあいさつの中で「新幹線の青森延伸について岩手県の人たちは少しのんきすぎるきらいがある」と述べて、危機感を持って対策に取り組むよう求めた。

  永野会長は「最近の状況は政局が新しい段階を迎え菅体制に入った。執行部は若い人たちで清新な感じがする。しかし目前の問題はかなりいろいろだ。普天間など皆切羽詰まって時間がなく長期的には財政再建など数限りない」と述べ、新政権を分析した。

  地域課題として新幹線の青森延伸を挙げ、「3時間20分で青森まで行く。3時間が飛行機と新幹線の勝負の時間だ。20分プラスするだけで走っていく。青森に着いたとき35分間の海峡トンネルを通過すれば、函館の街が待っている。函館はいつ行っても良い街。湯の川温泉に泊まり帰ってくる。ぜいたくな時間があれば日本海側の弘前まで出て、秋田、山形、会津のコースに行くことも考えられる。青森延伸は決して岩手県が看過できることではない。八幡平も花巻温泉も中尊寺もあり、観光資源はあるが、油断は禁物だ」と述べた。

  総会で決まった新年度事業は▽国際リニアコライダーの東北誘致に向けた環境整備活動▽農商工連携事業の促進▽平泉世界文化遺産登録に向けた環境整備活動▽地産地消「買うなら岩手のもの」運動の取り組み▽デスティネーション・キャンペーンに向けた取り組み-など。


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