盛岡タイムス Web News 2010年 10月 11日 (月)

       

■ 現職と新人の一騎打ち 雫石町長選挙告示まで1週間

 任期満了に伴う雫石町長選挙は19日の告示まで1週間あまりに迫った。これまでに出馬を表明しているのは、いずれも無所属で、現職の中屋敷十氏(59)、新人で元雫石スキー場支配人の深谷政光氏(66)の2人。06年と同じ現職に新人が挑む一騎打ちの構図が確実な情勢となっている。

  中屋敷氏は公務でなかなか時間がとれないでいたが、町議会9月定例会が終了したことから、ここにきて夫人、後援会長らと町内のあいさつ回りの回数を重ねる。9月中旬から各地区ごとに開催している町政報告会も告示を1週間後に控え、ほぼ全地区で終わった。支持を表明している町議13人も地区幹事を兼ね、それぞれの地域で支持拡大に動いている。今後は、あいさつ回り、ミニ集会を継続し、13日の総決起大会で必勝に向けて気勢を上げる。

  出馬表明が告示まで約2カ月に迫ってからとなった深谷氏は、前回選挙と同様に知名度不足を挽回(ばんかい)するために自転車で町内のあいさつ回りを中心に動く。2巡目も終盤となったあいさつ回りでは住民との対話を重ね「住民参加型のまちづくりをしていかなければならない。生活の実態が分かった」と話す。夜は連日、各地区ごとにミニ集会を開催して政策を訴える。告示までには約20回のミニ集会を開催予定で、12日の総決起大会でさらに結束を深める。

  両氏とも無所属、町民党を掲げているものの、政党色が垣間見える。中屋敷氏の後援会事務所開きでは、自民党岩手県連の鈴木俊一会長が祝辞を寄せ、出席はなかったものの地元選出で民主党の大宮惇幸県議の名前も紹介された。

  一方、深谷氏の後援会顧問には09年の衆院選で民主党比例代表で出馬した川口民一元雫石町長が就き、事務所内にも民主党国会議員の為書きが掲示されている。こうしたことから06年選挙の際に 、町の民主党支持層を二分したねじれの構図は今回も変わらないとみられる。

  9月2日現在の選挙人名簿登録者数は1万5428人(男7344人、女8084人)となっている。

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