盛岡タイムス Web News 2010年 10月 26日 (火)

       

■ 東北最大級の書店がオープン エムズエクスポ盛岡店

     
  広々としたフロアに書棚が配置されたエムズエクスポの店内  
 
広々としたフロアに書棚が配置されたエムズエクスポの店内
 
  盛岡市みたけ3丁目に25日、県内最大の書店「エムズエクスポ盛岡店」が開店した。花巻市のマルカン(佐々木一社長)がもとのエムズ書店を拡張し、文具、CDの売り場と合わせて約4750平方bで開店した。うち書店の面積は約2800平方b。約100万冊の在庫を並べ、書店としては東北でも最大級。午前9時の開店から大勢の客が詰めかけ、広大な明るいフロアに目当ての本を探していた。

  これまで県内最大の書店は盛岡市大通2丁目のジュンク堂書店の約2400平方bで、エムズエクスポはそれを上回る規模の郊外型書店としてオープンした。もとはエムズ書店とスーパーのアルテマルカンの複合型店舗だったが、大型店の激戦区となった青山みたけ地区で専門店に特化し、業界でのスケールメリットを図った。

  店内は、書籍、ミュージック、文具、カフェの4コーナーに分かれ、約100人のスタッフで運営している。伊藤和秀支店長は「書店はとにかく広いので一度見に来てほしい。書店はファミリーで子どもからお年寄りまで幅広い年代に喜んでもらえる。検索機能を充実させた」と話した。

  書籍コーナーは文庫、新書、ビジネス、単行本、雑誌、実用書、コミック、児童書のコーナーに分かれ、専門書は芸術、法経社会、人文社会、教育、医療など分野ごとに見やすくなっている。レジ前のフェアコーナーでは最新刊を大量に紹介している。

  検索機は入り口付近に8台あり、パソコンの画面から本のタイトルや著者名で検索するとレシートのようなペーパーで出力され、在庫の有無と本棚の位置を示す。

  ミュージックコーナーは約800平方bで、CD、DVDなど15万枚を販売する。村田健ミュージックマネージャーは「今はダウンロードで音楽を聞く人が増えてCDが売れなくなっていると言われるが、40代以上の人には音楽ソフトが強く、中高年の方は品ぞろえが良ければ買い求められる」と話し、洋楽、邦楽の双方に力を入れている。

  開店から訪れた滝沢村の団体職員の三浦英樹さん(70)は「とても広くてゆっくり見られる。今は閉める書店が多い。地元にこれだけの店があれば良い」と話した。

  マルカンの佐々木社長は「ここは盛岡の中心部ではないが、人口密度が高く国道に近い。5年ほど前からこのような店を出すところを探していたが立地が見つからなかった」と話す。

  青山みたけ地区で大型店の競争が激しくなっていることについて、「そこへ行く人たちにも来てもらいたい。品ぞろえによって盛岡ではまだできる」と話し、他店との差別化で生き残りを図る。営業時間は夜12時まで。無休。

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