盛岡タイムス Web News 2010年 11月 2日 (火)

       

■ 新会頭に元持氏を選任 盛岡商工会議所議員総会

     
  会見で語る元持勝利盛岡商工会議所新会頭  
 
会見で語る元持勝利盛岡商工会議所新会頭
 
  盛岡商工会議所の臨時議員総会は1日、盛岡市清水町の同会議所で開かれ、議員推薦により満場一致で新会頭に元持勝利岩手トヨペット社長(67)を選任した。副会頭には小暮信人盛岡友愛病院副理事長(64)、高橋三男岩手ホテルアンドリゾート専務(55)が新たに選任された。谷村邦久みちのくコカ・コーラボトリング社長(62)、玉山哲東山堂社長(60)は留任した。古澤眞作専務(62)も留任し新体制が同日スタートした。

  熊谷祐三盛岡ガス社長、川村宗生川徳社長の2人からは、総会前に副会頭の退任申し出が出されていた。

  総会には、新議員121人のうち89人が出席。会頭選任などの議案を審議した。冒頭、永野勝美前会頭が退任のあいさつをした。「1期3年目だったが、使命感を持ち努力したつもりだ。期待に応えられたかどうか。私も75歳で後期高齢者。後進に道を譲る気持ちだった」と、改めて退任の理由に触れた。

  そのうえで「経済は当面、デフレの状態が続こう。厳しい環境だが先見性、創造力、決断力、行動力、使命感を持てば企業は発展するはず。企業が元気になれば盛岡、岩手が活性化する。新生盛岡商工会議所では大いに議論し、盛岡、岩手の経済・社会のために頑張ってもらいたい」と新議員にエールを送り退場した。

  総会終了後、20代目の会頭に就任した元持新会頭は記者会見に臨んだ。「責任の重大さを痛感している。これまで会議所の議員経験もない。しかし会議所の歴史と伝統を継承し、4千の会員の声を生かし役員、議員の協力を仰ぎ、精神誠意、会頭職に力を入れたい」と話した。

  「中心市街地の空洞化は地域経済全体へ影響を与える。永野前会頭から懸案の中心市街地活性化に積極的に取り組みたい。農商工連携などで工業振興にも力を入れたい。玉山区の上下水道料金の問題も考えたい。台湾でどんど晴れが放映され、岩手への観光客増加が期待される。平泉の世界遺産登録なども期待されており県や市と連携を図り、観光振興に力を入れたい」と今後取り組む重点施策について語った。

  元持新会頭は1943年、釜石生まれ。日本大学経済学部卒。現在、岩手トヨペットのほか、ネッツトヨタ岩手、北東北サンケイ広告、モトモチ商事、トヨタレンタリース岩手の社長を兼務。県公安委員会公安委員、県中小企業団体中央会副会長、県自動車整備振興会会長なども務めている。

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