盛岡タイムス Web News 2011年 2月 12日 (土)

       

■ 初めてのいわてみちのく馬検定 県外含め171人が挑む

 いわてみちのく馬検定(県南広域振興局主催)が11日、盛岡市と奥州市の2会場で開かれた。北海道や東北、神奈川県などから170人が挑んだ。年齢も11歳から80歳までと幅広さをみせた。盛岡駅西通のアイーナに設けられた盛岡会場も満員。合格に自信をみせ、馬事文化を継承していくことの大切さを熱く語っていた。合格者の受験番号は21日に県ホームページに掲載される。合格証と馬形の鍋敷きが贈られるという。

 受験者数は盛岡会場が91人、奥州会場が79人の合計170人。最年少は滝沢村立篠木小5年の田代詩君(11)、最高齢は奥州会場で受験した80歳の人という。50問を45分以内で回答し、70点以上採れば合格する。

  出題された問題は▽中世に岩手北部〜青森東部域の馬産地を何といったか(正解は糠部)▽名馬「大夫黒」は誰の馬か(源義経)▽駿馬「高楯黒」は誰の馬か(藤原国衡)▽チャグチャグ馬コの装束が南部のの殿様の参勤交代時の小荷駄装束と言われるのはなぜか(装束を拝領した)│など、歴史的な知識を要し、頭を悩ませる受験者も多くみられた。

  ▽岩手競馬のキャラクターを描いたマンガ界の巨匠は(正解は手塚治虫)▽1970年の岩手国体馬術競技会場はどこか(水沢競馬場)などが出題された。盛岡会場では試験開始から数分で回答した男性が会場を後にしたほか、3分の1近い人が20分近く時間を残して検定を終えた。盛岡市内の60代の主婦は「自信がある。馬は子どものころ身近にいて、家族同様に暮らしていたので懐かしくて検定に参加した。馬産地岩手の歴史は古く伝えていくことが大切だと思う」と語っていた。

  高校生の妹と受験した盛岡市の会社員・阿部葵さん(23)は「テキストの問題から出題されると思っていたが、テキストにない問題もありもっとしっかり準備しなければと思っている」と話していた。

  祖母の斉藤弘子さん(58)と検定試験を受けた最年少の田代詩君は「家で飼育しているし、祖父が競馬場で働いているので馬を身近に感じている。祖母と毎日30分ずつテキストを勉強したが、検定の問題は全然分からなかった。また挑戦する。将来の目標はジョッキーになること」と話していた。


本ページ掲載内容の無断転載を禁じます
ホームページに関するお問い合わせ、取材に関する情報は
E-Mail:hensyuu@morioka-times.com
盛岡タイムス宛てにお願いします