盛岡タイムス Web News 2011年 7月 17日 (日)

       

■ 紫波町が新庁舎移転計画を発表 紫波中央駅前の町有地に

 紫波町役場庁舎建設審議会(花篭陽太郎会長)が15日、町総合福祉センターで開かれ、町は新庁舎基本計画案を説明した。現庁舎の老朽化に伴い、紫波中央駅前の町有地に3階建て6890平方bの庁舎を移転新築する。建設手法はPFIのBTO方式を検討している。民間事業者が資金調達し設計、建設、維持管理、運営を一括して行うが、所有権は町が持つ。建設費は27億3千万円を見込んでいる。年度内に事業者を募集。2012年度に基本設計と実施設計、13、14年度の2カ年で建設する。

 建設予定地は4月30日にオープンした県サッカー協会のフットボールセンターの北側で、駐車場を含めた敷地面積は6580平方b。前年度行った地質調査で耐震面で十分な地盤があることが確認できたとしている。

  新庁舎の構造は木造・鉄筋コンクリート造3階建て、延べ床面積は6890平方b。現在4カ所に分散している部局を集約。1階に窓口部門、2、3階に議会、一般業務、行政経営や防災機能を担う部門を配置する。事業費は概算で27億3330万円。完成後に利子を含めて年2億円の15年間で償還する。

  このほか、町民の利便性を考慮し日詰郡山駅の町商工会館向かいにある保健センターを新庁舎敷地内に移転新築し検診機能を強化する。

  町は新庁舎整備の考え方として▽町民サービスの向上へ機能性、効率性の高い庁舎▽全ての町民に開かれた庁舎▽防災拠点機能▽町民に親しまれる庁舎▽環境のまちにふさわしい庁舎│の五つの視点に立っている。

  開かれた庁舎では、障害者や高齢者に配慮し段差を解消したバリアフリーの充実、各階に多目的トイレ、利用が多い1階にはオストメイト対応(人工肛門保有者など)。環境のまちにふさわしい庁舎では、町産木材の使用、太陽光発電装置の設置、地中熱ヒートポンプの導入検討、トイレの洗浄水に雨水や地下水の利用を検討している。

  庁舎建設へ向けたスケジュールは25日に庁舎建設審議会を再度開き答申を受け、年度内に事業者募集、12年度に事業者選定、基本設計、実施設計を行い13、14年度の2カ年かけて建設する。


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