盛岡タイムス Web News 2011年 7月 24日 (日)

       

■ 〈高校野球〉盛岡三、終盤鮮やか逆転劇 決勝は花巻東と

  第93回全国高校野球選手権岩手大会は23日、準決勝2試合が県営球場で行われ、盛岡三が盛岡大附を5|2で破り、22年ぶりの決勝進出を決めた。鮮やかな終盤の集中打だった。今大会は序盤から本命不在の混戦ムード。私立強豪校が公立との試合で相次いで敗れるなど波乱が相次いだが、抜け出した一方の雄に名乗りを上げたのは盛岡三だった。第1試合で盛岡四を破った花巻東との決勝戦になる。試合巧者の花巻東は接戦に強い。好投手を次々と攻略してきた盛岡三打線が大会屈指の投手陣に挑む。

 試合前の下馬評は盛岡大附が優勢だった。盛岡三は強豪に対して積極的な打法と鍛えられた守備で挑んだ。両投手の見事な投げ合いは、1点をリードされた7回裏に盛岡三が好機をつかんだ。同点に追いついたあとなお2死二三塁とし3番大崎。粘ったあとの7球目だった。盛岡大附舘下の鋭い変化球を見事にとらえて中越えに三塁打し勝ち越した。

  主戦の安部は緩い大きな変化球で盛岡大附打線の打ち気を誘い、わずか4安打に抑える好投。

  盛岡三は今年5月に行われた春季東北地区高校野球の敗者復活戦で盛岡中央を破り県大会に出場。県大会では2回戦で大東に破れ、シード権獲得こそならなかったものの実力を示していた。

  今大会は3回戦で一関一を5|3で破ると、準々決勝で盛岡一を4|0で勝利して決勝へ駒を進めた。

  公立校の決勝進出は2009年に行われた第91回大会の盛岡一以来2年ぶり。

  決勝の対戦相手は09年に決勝で盛岡一を下して甲子園に出場した花巻東。これまで僅差の試合をものにしてきており試合巧者ぶりを発揮している。

  柴田監督は決勝を前に「花巻東は投手の層が厚く、走攻守全てにそつがないが、食らいついていきたい」と意気込みをみせている。

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