盛岡タイムス Web News 2011年 10月 30日 (日)

       

■ 河南再生へ手探り 中三裏駐車場で市場開いて動向調査

     
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  商店街の活性化や地域のにぎわい創出の方向性を探ることを目的とした生活拠点市場(盛岡まちづくり主催)が29日、盛岡市の中三盛岡店裏駐車場を会場に開かれた。飲食や衣料、野菜などを販売する約30店舗が出店。会場では来場者にまちづくりアンケートへ記入してもらい、魅力ある商店街、地域づくりについて探った。

 同地区は中三盛岡店が3月から閉店しているほか、ウィズビルの取り壊しも決まっており、地域として抱える課題は多い。今回のイベントでは飲食店や野菜などを売る店舗を中心に一定の来客はあった。一方で、日常的に買い物客が訪れる地域にするために、考えなければならない課題もアンケートからは見えてきそうだ。

  今回、会場で実施したアンケートは▽食料品や日用品を購入するときに不便を感じているか▽自宅から買い物をする店までの交通手段は▽周辺にどのような店ができれば利用するか▽商店街に望むこと、改善してほしいことは|など日常の買い物についての23項目。アンケート結果は今後の住み良い生活環境づくりの参考にするという。

  同市場に出店したじゃじゃ麺と酒の肴の店〓作では「別なイベントをここでやった時よりもいいが、人は来ても買い物をする人が少ない。人の流れをつくりたいということなのだろうが、魅力的な店がないと人は来ないし、人が回らないと新たな店もできない」と話す。

  実際、中三がなくなり買い物に不便を感じている人の話も聞くという。一方で、震災直後は遠くまで買い物に行けない人が地元の店を利用することが多かったことから「まだまだ持っている力はあるはず。閉店時間が早かったり、日曜日がお休みの店も多い。そういうところから意識を変えていかなければ」と個々の店の意識改革の必要性も感じていた。 盛岡まちづくりの中村俊明マネージングディレクターは「ウィズも中三もなくなり、何か新しい商業施設をという声もある。アンケートをとって河南地区について商業施設にとらわれずに、どういったものを求めているかという消費者の志向をおさえ、まちづくりの視点で考えられれば」と話す。

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