盛岡タイムス Web News 2012年4月 2日 (月)

       

■ いわてデスティネーションキャンペーン開幕 復興と活性化期待

     
   
  JR東日本盛岡駅前滝の広場で開かれたいわてDC・オープニングセレモニー  
  32年ぶりで本県単独開催のいわてデスティネーションキャンペーン(DC)が1日、開幕した。期間は6月末まで。県全域を舞台に多彩なイベント(盛岡三大麺フェスタ、東北六魂祭など)が展開され、観光需要創出で、復興支援と地域経済の活性化を図る。期間中約800万人の誘客数、103億円の経済効果を見込んでいる。

  盛岡市盛岡駅前通のJR東日本盛岡駅滝の広場では、オープニングセレモニーが開催された。式には、同DC推進協議会会長の達増知事、石司次男JR東日本代表取締役鉄道事業部本部長、清水伸吾東北運輸局長、舩山龍二日本観光振興協会副会長ら関係者約200人が出席。DCの成功を期して、テープカット、くす玉割りなどを行った。 

  式では、主催者を代表して達増知事が「32年ぶりのいわてDCがスタートした。これから、国内はもとより、海外からも観光客がたくさん岩手を訪れる。各地で開催される多彩な観光イベントを楽しんでもらいたい。観光の力で観光客も岩手も元気にしたい」とあいさつ。

  引き続き、石司本部長があいさつ。「復興を支援し、地域を盛り上げるためには、元気になる必要がある。人が集まれば笑顔が生まれ、元気が出る。JRグループでは、首都圏のあらゆるメディアで岩手のPRをしている。被災地が復興すれば、日本全体が元気になる。当グループでは、深い使命感を持ち、今回のDCに取り組んでいる」と同グループの姿勢を示した。

  来賓あいさつでは清水局長が「来県した観光客に、それぞれの物語を作ってもらうためには、地元の県民との交流が大事。交流重視は、新しい観光スタイルの提案でもある。多くの観光客を温かく迎え入れ、岩手とつながりを持ってもらい、観光復興の柱にしてもらいたい」とDCの成功に期待を寄せた。

  舩山副会長は、「岩手は自然や文化、歴史などの豊富な観光資源に恵まれている。今回のDC期間中、内陸と沿岸を往来するイベントがあり、SL列車も走る。ぜひ、もう一度、岩手に来てもらうような関係を築いてもらいたい」とエールを送っていた。

  式では、盛岡さんさ踊りなども行われた。テープカットなどに出席した元持勝利県商工会議所連合会長は「復興を加速させ、地域経済を活性化させるためのロングのイベント。県民挙げて、積極的に取り組みたい。5月には、盛岡で東北六魂祭が開催される。大いに盛り上げ、内陸も沿岸も盛り上げたい」と話していた。


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