盛岡タイムス Web News 2012年4月 30日 (月)

       

■ 岩清水梓が凱旋 県内初のなでしこリーグで勝利

     
  ヘディングの競り合いに勝つ岩清水選手(左)  
 
ヘディングの競り合いに勝つ岩清水選手(左)
 
  女子サッカー国内リーグ「プレナスなでしこリーグ」の公式戦、日テレ・ベレーザ対ジェフユナイテッド市原・千葉レディース戦が29日、盛岡市みたけの県営運動公園陸上競技場で行われた。県内初のなでしこリーグ開催。滝沢村出身で女子サッカー日本代表「なでしこジャパン」の中心選手、岩清水梓選手(25)の所属チームの試合のため多くの観客が詰め掛けた。試合は岩清水選手の活躍で4−0でベレーザが勝利。岩清水選手は試合後のインタビューで「温かく迎えられて、最高のホームゲームだった」と喜びを語った。

  ワールドカップなどで世界の強豪と渡り合ってきた岩清水選手。この試合でも的確な守備で相手の攻撃の芽を何度も摘み取る。岩清水選手の守備でリズムを作ったベレーザは攻撃も好調。コーナーキックで得点を狙うなど、攻守において活躍を見せた。

  岩清水選手は試合後のインタビュー中、感極まって涙を見せた。「皆さんの応援のおかげで頑張ることができた。今後もサッカー少女の見本となれるよう頑張りたい」と意気込む。ロンドン五輪も視野に入れ「岩手県の皆さんの応援も力にして、ぜひ五輪のピッチに立てるよう頑張りたい」と抱負を語った。

  会場には7082人の観客が訪れ、岩清水選手を後押し。岩清水選手が生後数カ月を過ごした上の山団地の秋元旦団地会会長(65)は「試合を見るのは初めて。会うのも村民栄誉賞のとき以来。日本代表の佐々木則夫監督も来ているといううわさなので、いいところを見せてほしい。そのためにもわれわれが力強く声援を送る」と気合を入れた。

  盛岡市内に住む母方の祖父、鹿野幹夫さんも試合を観戦。「国立や仙台での試合は見たが、地元ということもあり、きょうは感激した。五輪にも選ばれたら言うことなし」と孫の活躍に目を細めていた。

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