盛岡タイムス Web News 2012年 5月 29日 (火)

       

■  郊外型は移動販売車で 操業60年のみかわや

     
  6月からの稼働を待つみかわや移動販売店  
 
6月からの稼働を待つみかわや移動販売店
 

 盛岡市南大通の創業60年目の総合衣料販売店みかわや(齋藤恒夫社長)では6月1日から、移動販売店事業を開始する。2dのワイドバン(冷凍車)の内外面を移動販売車として改装し、移動販売店として活用。既存店まで来られない郊外の高齢者らを対象に、出向いて衣類品を販売する。

 店舗として活用する販売車は長さ5・3b、幅2b、高さ1・9b。横側ボディー全面が開口できるタイプ。通常の店舗同様に、衣類を展示できるようにレイアウトし、試着室なども設置。晴天の日は、車の前にテントを出し、ゆったりと買い物をしてもらう。

  同社は高齢者をメーン顧客とした衣料品店の専門店を目指してきた。齋藤社長(54)は、「長年、郊外などから出店の要望があったが、昨年の大震災を契機に違うスタイルの店舗を考え、車を活用した移動販売店を行うことにした。移動販売といっても店舗。単に商品を大量に積んで販売するのでなく、あくまで買い物を楽しんでもらう店。スペースは小さくても、既存店と同じ店舗の位置付け」という。

  「移動店が来るのを楽しみにしてくれるように見て楽しく元気になるようなイメージにしたかった」とデザインにもこだわった。車には店としてのイメージを出すため、店の名前、サイン、メッセージなどを描いた。
 移動販売店は、3人のスタッフが担当する。制服を着て通常の店舗同様に接客応対。レジも配置する。齋藤社長は「福祉施設利用者や店舗まで買い物に来られない方には、小さいけれど店舗で買う気分を味わってもらいたい。みかわやがそのまま近くまで行く」と話す。

  既に問い合わせが入っている。齋藤社長は「市内の福祉関係の施設からの申し込みがあった。6月上旬に第1陣がスタートする。まずは相手先のニーズを聞き、商品を集めレイアウトする。移動エリアは当面、盛岡市近郊。少ない人数でも要望があれば出向く。地域のイベントにも呼ばれれば行く。さまざまな声を聞いて改善する点もたくさんあるだろうが、まずは動き出すこと。これが􏈋年目の新事業」と気合いを入れている。

  問い合わせ先は、みかわや(電話0120―155―294)まで。


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