盛岡タイムス Web News 2012年 7月 18日 (水)

       

■ 希望郷いわて国体「広げよう感動。伝えよう感謝」愛称は蛇口禎治さん(大槌町)、スローガンは小原幸果さん(花巻北高2年)16年大会公募の最優秀賞。 

     
   第71回国体の大会愛称、スローガンが優秀作品に選ばれた受賞者。達増知事の左隣が小原さん、右隣が蛇口さん  
   第71回国体の大会愛称、スローガンが優秀作品に選ばれた受賞者。達増知事の左隣が小原さん、右隣が蛇口さん
 

 2016年に開催される2巡目岩手国体(第71回国民体育大会)の愛称とスローガンが決定した。大会愛称は「希望郷いわて国体」、スローガンは「広げよう 感動。伝えよう 感謝。」。大会愛称は全国から3074点、スローガンは2642点の応募があった。県庁で17日、優秀作品に対する表彰式が行われ、達増知事から受賞者に表彰状と記念品が贈られた。

  「希望郷いわて国体」は8人が応募し、抽選で大槌町のグラフィックデザイナー蛇口禎治さん(57)が最優秀賞受賞者に決まった。蛇口さんは震災津波で自宅を流失、父親をはじめ家族・親類ら9人が死亡・行方不明。「希望という言葉は被災者にとって復興の力となる。国体が開かれる5年後にも色あせない力があると思う。県民全体で盛り上げてほしい」と願った。

  最優秀スローガンは、花巻市の花巻北高2年小原幸果さん(16)の作品。震災への全国からの支援に対する感謝の気持ちと、周りから支えられている選手の感謝の気持ちを表現したという。「感謝の気持ちをばねに感動を与えられたらいいと思う」と笑顔で話した。

  達増知事は「震災からの復興大会と位置付けて準備を加速させていきたい。大会愛称・スローガンも4割は県外からの応募。全国から関心を寄せてもらえたことはありがたい。今後も協力をお願いしたい」とあいさつした。

  大会愛称の次点に当たる優秀賞は「イーハトーブいわて国体」(平舘高2年小松悠平さんら12人の応募)、「いわて希望国体」(滝沢村の菊地綾佳さんら16人の応募)、「岩手黄金ゆめ国体」(奥州市の千葉信さん)に決定。

  スローガンの優秀賞には「つながる心 広がる未来」「熱いエールを力にかえて」(いずれも東京都の保岡直樹さん)、「この力 この感動が ひらく明日」(大阪府岸和田市の原理恵子さん)が選ばれた。

  第71回国体は、11日に日本体育協会から本県を開催県にすると内定が伝えられた。民間の力も活用した新しい形の国体とし、開催のための企業協賛や募金も呼び掛けていく。


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