盛岡タイムス Web News 2012年 7月 28日 (土)

       

■  魅力掘り起こし発信 大通商店街 初の情報誌「MoodsPaper」2万部無料

     
  もりおかスクエアマガジン「Moods Paper(ムーズペーパー)」を創刊した吉田莞爾盛岡市大通商店街協同組合理事長と同誌編集長の吉田千鶴さん  
  もりおかスクエアマガジン「Moods Paper(ムーズペーパー)」を創刊した吉田莞爾盛岡市大通商店街協同組合理事長と同誌編集長の吉田千鶴さん  
  盛岡市大通商店街協同組合(吉田莞爾理事長)は初の情報誌・もりおかスクエアマガジン「Moods Paper(ムーズ ペーパー)」を創刊した。28日から無料で配布を始める。盛岡市緊急雇用創出事業を活用し「もりおかスクエア賑わい創出事業」として、2人を同組合スタッフに雇用し発行。同スクエアの老舗店舗の2代目と3代目のインタビュー、同スクエアで働く人物の紹介などから、表現の場としてのスクエアの役割など、新たな切り口で編集している。

 年3回の発行を予定。20代から40代の層を主要読者層としており、大通・菜園・内丸の商業ゾーンをエリアとするもりおかスクエアの魅力を発信し、にぎわい創出を目指す。
  同誌はB6判、32n。カラーと2色刷り。2万部発行。雑誌名のムーズは、気分を意味するmood(ムード)を複数形にした造語。スクエアのさまざまな雰囲気を届けることを込めた。

  創刊号は「クロスするまち」が特集。盛岡市出身の映画監督、大友啓史さんが登場し、映画館通りを子どものころに好きな場所に挙げ、職業と育った場所の関係性を指摘しながら、同スクエアの未来にも期待を寄せる。

  老舗店舗では、菅原靴店を紹介。2代目の菅原陽一さんは、1960年代の大通に10店も靴屋があり、「品質と接客で勝負」と当時を回想。3代目の菅原誠さんは、ミラノ留学経験を生かして「盛岡で本物に触れられる靴屋」を目指していることなどを紹介している。

  メガネの松田の2代目の松田陽二さん、3代目の松田俊記さんの親子も登場し、それぞれの経営観を披露している。

  看板娘のコーナーでは、賢治の大地館の田澤愛美さん、大通よつば薬局の糠森亜矢子さんらを取り上げ、好きな食べ物、一番大切なものなどを語らせ、人となりなどを紹介している。

  ワカモノ×もりおかスクエアのコーナーでは、大通を舞台に、書のパフォーマンスをした岩手女子高書道部員、YOSAKOIさんさで運営サポーターを務める盛岡情報ビジネス専門学校生らを取り上げ、街の中心部での活動が、若者の成長に貢献している点も示唆している。ほかに、柳新道など同スクエア内のマップ、老舗の店をモノトーンで紹介する写真コーナーなどもある。

  吉田理事長は「商店街でオリジナルの情報誌を出すのは、長年の懸案事項だった。今回、創出事業を活用し、東大通商店会、川徳、クロステラス、MOSSなど、もりおかスクエア内の団体や企業などの協力を得て、やっと創刊となった。若者の視点で、もっとスクエアの良さを発見し、発信してもらいたい。資金が集まれば、ずっと出したい」と期待を込める。

  同誌編集委員長の吉田千鶴さんは「編集の仕事は初めて。歩いて楽しめような誌面にしたい。当面、この仕事を頑張りたい」と話していた。

  同誌は28日、同スクエア内の110店に配布される。次号は、11月発行予定。


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