盛岡タイムス Web News 2012年 8月 16日 (木)

       

■ Uターンラッシュピーク 今年は分散傾向

     
  夏休みを古里で過ごした人たちのUターンラッシュで混雑する盛岡駅の新幹線ホーム  
  夏休みを古里で過ごした人たちのUターンラッシュで混雑する盛岡駅の新幹線ホーム
 
  お盆を古里で過ごした人たちのUターンラッシュが15日、ピークを迎えた。JR盛岡駅のホームでは、岩手の短い夏を楽しみ、両手いっぱいに荷物を抱えた家族を見送り、手を振る人たちの姿が多く見られた。今年はカレンダーの関係でUターンも分散傾向にあり、16日以降も「はやて・こまち」、「はやぶさ」は混雑が続く見通し。

  JR東日本盛岡支社によると、15日午後1時10分盛岡発の上り「やまびこ58号」の自由席は盛岡駅で乗車率55%、仙台駅で130%。同支社広報によると「Uターンのピークは15日だが、今年は分散傾向にあることから、19日まではある程度の混雑が予想される」としている。

  15日の新幹線ホームは、荷物や土産を抱えた帰省客らで混雑していた。滋賀県から両親、妹と一緒に母親の実家のある盛岡を訪れていた村井結君(小学6年)は「小岩井農場やけんじワールドなどで遊んで楽しかった。春にまた来るのが楽しみ」と、岩手の夏を楽しんだ様子。

  父親の実家が盛岡にある佐々木愛莉さん(小学4年)は父親と一緒に群馬から帰省。1週間を父親の古里で過ごした愛莉さんは「いとこと一緒にプールで遊んだ」と話し、親戚との交流に笑顔を見せていた。

  社会人も実家でのひとときを満喫。三重県から盆休暇を使って盛岡の実家に戻っていた石川芳幸さん(28)は「友人や家族と飲んでいる間に3日間が過ぎてしまった」と旧交を温めながらリフレッシュ。

  東京から帰省していた24歳の社会人男性も「墓参りをしたり、家族や友人とゆっくりと過ごした」と話し、明日への英気を養った様子だった。

  古里を離れ、日々の生活に戻る子どもや孫たちを見送る人たちは、名残惜しそうに車窓に手を振り、正月や春の再開を待ち望んでいた。九州に帰る息子夫婦と孫を見送った盛岡市在住の男性は「親戚回りや墓参りを一緒にして過ごした。また孫に会うのが楽しみ」と、孫の成長を笑顔で見守っていた。

  高速道路の状況を見ると、15日から16日に掛けてがUターンのピーク。ネクスコ東日本東北支社広報課によれば、16日以降に10`以上の渋滞は発生しない見通し。同課では「被災証明による無料措置のあった昨年と比較すれば、震災発生前の水準に戻っている」と説明している。



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