盛岡タイムス Web News 2012年 9月 21日 (金)

       

■ 〈潮風宅配便〉116 草野悟 芸人集団元気祭り

     
   
     

 9月の初め、被災地をボランティア巡回している芸人集団のバラエティーショーを、三陸鉄道を勝手に応援する会と三陸鉄道の職員で行いました。宮古小学校の体育館をお借りし、仮設住宅に住んでいる方々を中心に無料ご招待です。

  主催してくれたのは、芸人でもまだ一流になれないグループで、手品あり、演歌あり、ジュリーの物まねあり、軽妙な漫談司会ありと、とにかく笑いと笑顔のショーです。リーダーの「ナナオ」さんが、「私たちにできることは笑顔になってもらうこと」と、すべて自費で東京から20名を引き連れてくれました。

  音響設備から移動費、食費、宿泊費などすべて自前です。1回きりではなく、何度も被災地を回っています。その心意気は誰もが感激する「超一流」です。芸人さんたちの演技は、さすが芸人、本気の演技にほれぼれします。

  この日はなんと500名ほどのお客さんが集まってくれました。ご老人が突然踊りだしたり、笑い転げて泣いていたりと、お客さんも芸人も一緒の輪で大いに楽しみました。

  イオンスーパーセンターの「まゆげちゃん」こと宮下社長さんが、趣旨に共鳴し、全てのお客さんにお土産を用意してくれました。カップ麺や飲み物、お菓子、スパゲティソースなど5種類以上をお一人ずつお配りしました。嫌がるイオンスーパーセンターの小林さんを檀上に上げ、ごあいさつをしていただきましたが、この日不参加の宮下社長さんよりうまいごあいさつ、手短、ウイット、お客さんも拍手大喝采でした。

  三鉄職員、宮古市民の仲間も朝から夜遅くまで会場づくり、後片付けと大粒の汗をかきながらの大奮闘。ご苦労さまでした。ほんの小さなことですが、嫌みなく、コツコツと継続して応援していくことが大事なことと、改めて感じた一日でした。(岩手県中核観光コーディネーター)


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