盛岡タイムス Web News 2012年 9月 30日 (日)

       

■ 〈南部馬の里〉75 遠藤広隆 地駄曳き

     
   
     

 植林された山の中で、切り倒された丸太を麓に運び出す。鎖の付いた杭を丸太の端に打ち込んで何本かまとめて引きずってくる。

  同じ場所を何度も行き来するので馬は歩き出すと丸太を下ろす麓まで先導者がいなくても丸太を引きずりながら歩いていく。

  なので馬を扱っている人は、馬が引いている丸太を轌(そり)のようにして上に乗っている。私のイメージでは人が先頭になって紐を持って馬を先導するだろうと思っていた。

  同じことを繰り返していると馬は仕事を覚えるということだろう。私が思っているよりも馬は頭が良い動物だ。そのうち、人がいなくても山に放しただけで馬が自分だけで丸太を引いてこれるようになるともっとすごいのだが。


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