盛岡タイムス Web News 2012年 10月 5日 (金)

       

■ 平金がななっくへ入居 パステル館など2店 河南地区の再生に協力

 盛岡市肴町の平金商店(平野佳則社長)は、29日に中ノ橋通にオープンの新商業施設「Nanak(ななっく)」(同施設所有者=マイルストーンターンアラウンドマネジメント、本社東京都)に平金パステル館、シンプルスタイル盛岡店の2店を移転させる。同2店舗は閉じ、旧中三盛岡店改装後の新施設に2店を集結させ、河南地区の核店舗ななっくの再生に全面協力する。

  パステル館は1996年、中ノ橋通に4階建ての文具の専門店としてオープン。売場面積は約800平方b。16年間、高級文具も取り扱い、3階にはギャラリーも設置し、地域文化の振興の役割も担ってきた。 

  シンプルスタイルは肴町の本社一階正面を活用した08年からの店舗。約500平方bの売場で、シンプルなデザインにこだわる客層をメーンに、インテリア家具類を販売してきた。

  2店が入るのは4階。2店で4階フロアの約8割に当たる1500平方bのスペースを使用する。ななっくの第1次オープンでは、最大規模の店舗面積。

  ワンフロアに、文具の専門店とインテリア家具の専門店をそれぞれ独立させながらも、来店者の2店間の回遊性を高めるレイアウトなどを行う。

  シンプルスタイル側にはギャラリースペースを設置し、従来通り展示発表の場も確保する。子ども用の文具スペースなども確保。既存の商品に加え、一部化粧関連商品も並べ若い層にもアピールする。

  遠畑賢一平金商店店舗部長(45)は「新商業施設は肴町商店街はもとより、河南地区の核施設として期待され、地域経済の活性化のための存在意義は大きい。当社としては、これからの河南地区のためには2店舗を集結させ、力を一つにしたい」と話す。

  2店のスタッフ23人はそのまま継続。店舗名も変えない。遠畑部長は「ワンフロアの方が来店客とすれば買いやすいはず。売る側としても効率がいい。このメリットを生かし、どんどん新商品を並べたい」と力を入れる。

  移転後の既存店の活用に関しては「いずれも自社物件。どのように活用するかは今後検討したい。まず移転が先決。頑張りたい」と移転準備に追われていた。


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