盛岡タイムス Web News 2012年 10月 5日 (金)

       

■ 〈潮風宅配便〉118 草野悟 猛暑海嘯絶品みそ炒め

     
   
     

 相変わらず私の料理の腕は「見事」と、独り言です。暑い残暑も過ぎ去ったようです。今年は9月半ば過ぎで30度超え、宮古は9月18日に32度、たまりませんでした。海水温は東北全域で24度もあるそうで秋サケも寄ってきませんでした。農家の方々もこの異常事態に困窮しています。それならと、夏バテ解消美味非常食に取り組みました。

  普代の海で、仕事上釣りをしまして、大型のアイナメを20匹ほど釣り上げました。それでおすそ分けで山口瑛子さんの家に数匹お持ちしました。そうしたら、お返しに「私が作ったパプリカみそです」と、みその袋二つを頂きました。「え、パプリカって、ピーマンですか」と驚いて聞き直しますと、「野菜は庭で作ったもの、パプリカとシソを入れて作ったのよ」と。パプリカみそなんて初めてです。早速夕飯の支度にとりかかりました。アイナメの刺身だけでは能がないので、健康のためこのパプリカみそを使いました。しっかり絞った木綿豆腐を1・5a角に切り、パプリカの赤と黄色と緑を豆腐と同じ大きさにそろえます。小ねぎは5aに切ります。にんにくをみじん切りにし、オリーブオイルで香りづけ、そこへ豆腐、パプリカと加えあっさり炒めます。そこに、このパプリカみそを加えます。最後に火を止め、小ねぎを散らします。糖質制限ダイエット料理の完成です。香ばしいパプリカみそと豆腐とパプリカの相性はまるでロメオとジュリエット、カツオにしょうがのように最高のカップルとなりました。隣にアイナメのお造り、薄く切った刺身にパプリカみそをつけて食べてみました。思わず飛び上がってルンバです。釣りの腕とパプリカみそが出合った至福の時です。合間に糖質0のビールをグビグビとやります。鼻腔(びこう)からパプリカみその甘い香りが突き抜けます。もうこれで、クリスマスまで猛暑が続いても、体力はバッチリでした。必死に復興に取り組んでいる沿岸各地の職員の皆さんに、夏バテ解消料理教室でも開こうかなと考えてしまいます。
(岩手県中核観光コーディネーター)


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