盛岡タイムス Web News 2012年 10月 30日 (火)

       

■  ななっく待望の開店 超満員で活況の出足 一部営業でも 河南地区の進化した商業施設に

     
  29日オープンしにぎわうNanak(ななっく)の店内  
 
29日オープンしにぎわうNanak(ななっく)の店内
 

 盛岡市中ノ橋通1丁目の旧中三盛岡店を活用した新商業施設Nanak(ななっく)が29日正午、オープンした。旧中三盛岡店の閉店から、1年7カ月経過して、新施設として再スタート。まだ一部(15店)のオープン。来春には完全オープンの予定で、河南地区の核店舗店として、市民や商業者らからの期待は高い。

  今回のオープンは、1階の食品売り場、2階の衣料品・雑貨とカフェ、4階の文具・家具と子育て支援施設など15店。開店と同時に約500人の市民が、どっと館内に入り、1階は満員。目当てのオープンセール商品などを買い求めていた。

  繁田秀一繁田園社長は「これだけ待ち望まれての再開。この勢いを契機に、ななっくも肴町商店街もさらに明るく元気な場所にしたい」と気合いを入れ直していた。

  初出店組も元気。精肉のヴィラ工房の佐藤明彦店長は「食品フロアには、生鮮三品の店舗が並ぶ。玉山産の盛岡牛をブランドとして強力に販売したい」と店頭で販売。風月堂の小笠原章社長は「直営店。河南地区の店舗として頑張りたい」と張り切っていた。緑の風の木村昭仁社長は「地元の旬な花を売る花屋を目指す」という。

  同市馬場町の40代の主婦、井上美穂子さんは「中三のときは、週1回は来ていた。新施設は明るくなり、新たな店もあり楽しそう」と買い物していた。

  4階には、平金パステル館本店とシンプルスタイル盛岡店2店が移転オープン。平野佳則平金商店社長は「当社の2店をワンフロアに集め、顧客の利便性と作業の効率化に挑戦する。地域経済の活性化になるよう、力を入れたい」と来場者の行動をチェック。

  オープニングに先立ち、ホットラインサカナチョウで行われたセレモニーでは、ななっく運営の神雄司ななっく社長があいさつ。「長い間、ご迷惑をかけたが、河南地区の進化した新たな商業施設として第1弾のオープンにこぎつけた。座れるスペースも設置した。地下と3階は今年中にオープン。全館オープンは来年春。地域密着型の愛される施設を目指し頑張りたい」と新たな決意。

  豊岡卓司同市肴町商店街振興組合理事長は「きょうは新たなスタート。肴町はもとより、河南地区の核店舗として期待は大きい。連携し、若者から高齢者までが来られる街にしたい」と来賓あいさつをした。元持勝利盛岡商工会議所会頭は「新施設と近隣商店街が連携して、地域経済の活性化への貢献を」と期待を寄せた。

  東京の同施設取得者、早瀬恵三マイルストーンターンアラウンドマネジメト社長は「地元スーパーにも入ってもらうため交渉中。いずれ地下から4階までで、年商30億から40億円は目指したい」と話した。営業時間は午前10時から午後7時。休業日は不定休。


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