盛岡タイムス Web News 2012年 11月 9日 (金)

       

■  第三極県政界も動き大 日本維新の会が初来県 衆院選「各県一人は候補出す」

     
  県庁で会見する日本維新の会の小熊参院議員(中央)と大阪府議  
  県庁で会見する日本維新の会の小熊参院議員(中央)と大阪府議  

 次期衆院選をめぐる攻防が政党間で繰り広げられる中、第三極も運動を展開している。県内では8日、小沢一郎代表率いる新党「国民の生活が第一」は岩手3区の擁立候補発表で小沢代表自ら来県してアピール。橋下徹代表の日本維新の会も同日本県入りし、県庁や盛岡市役所などを回り「結党のあいさつ」と橋下代表の親書を手渡した。解散時期は年内の可能性や越年ともささやかれる中、県政界もにわかに活気づき始めた。

  日本維新の会参院議員の小熊慎司氏(比例東北)と大阪府議団4人は8日、奥州、一関、大船渡、釜石4市を含む計6カ所を訪問。首長に会えたのは釜石の野田武則市長のみ。先週は宮城、福島、山形、今週は7日に秋田、9日に青森を回る予定。

  小熊氏は県庁で会見し「国政政党として結党1カ月がたった。全国各地域の実情を把握してしっかりと私たちの政策に反映させることと、結党のあいさつをさせてもらっている」と、今回の訪問の趣旨を説明した。

  同会幹事長の松井一郎大阪府知事は6日、各都道府県の1区に候補擁立を明言。これについて小熊氏は「1区といっても場所によって2区とか3区でということもある。維新の選択肢を示す象徴としての1区であり、原則ということではない」と説いた。

  当初は全選挙区候補擁立を掲げており「(候補者の)質も問わないといけない。その上で(候補者数が)300か200になるかは別だが、努力目標としては必ず各県一人は候補者を出したいという意味合い」と述べた。

  岩手県で擁立する候補については「しっかりと志を持った人を岩手県でも擁立することで鋭意調整中。現在公募して適任者というのは絞り込んだが(各選挙区への)張り付けはこれから」として、詳細を伏せた。

  県内への支持層拡大については「産声を上げたばかりの政党なので、次期衆院選挙に向けての体制づくりと日常の同志を増やしていくことを走りながらやる」と説明。同会では「維新八策」に賛同し、擁立候補を支持する各地の団体と協定を結ぶことで支持層獲得を図る考え。

  県内で維新の会を設立する動きの有無に関しては「全て明らかにできないが、岩手県を含め東北各地で問い合わせはある。協定を結べた段階で発表したい。途中経過」と述べるにとどめた。

  県議会の地域政党いわてについて「直接接触はないが、ひと通り(活動などは)お聞きしている。政策が一致すれば連携はあると思うが、片思いでは成立しない」と主張。

  小沢代表との連携については「小沢さんか小沢さんでないかということより、日本の政治を何とかしたいとの思いで動いている」と明言は避けた。


本ページ掲載内容の無断転載を禁じます
ホームページに関するお問い合わせ、取材に関する情報は
E-Mail:hensyuu@morioka-times.com
盛岡タイムス宛てにお願いします