盛岡タイムス Web News 2012年 12月 4日 (火)

       

■  衆院選きょう公示 16日投開票 政権の新たな枠組み

 第46回衆院選は4日、公示される。政権交代を遂げた前回総選挙以降、政権運営に苦しんだ民主党が7月に分裂。一枚岩だった民主王国の本県にも亀裂が走った。全国では政権奪回へ自民党が勢いを強め、第三極を狙う新党も台頭。窮地に立たされた野田首相は11月に解散のカードを切り、師走の総選挙が決まった。県内では4小選挙区中3選挙区で民主と日本未来の党とに分かれて元仲間同士が戦い、前回民主の4議席独占を許した自民が攻勢をかける展開が予想される。県内では民主、自民、未来、共産、社民5党から計16人が立候補を予定。投票は16日で即日開票される。

  岩手1区(盛岡市=玉山区除く=、紫波町、矢巾町)では5人が出馬予定。県都決戦は分裂後も党残留を決めた民主前職の階猛氏(46)が三選を目指し、2度目の国政挑戦となる自民新人の高橋比奈子氏(54)、未来新人の達増陽子氏(47)が土壇場で前職対抗馬として擁立された。選挙初挑戦で最年少の共産新人八幡志乃氏(30)、参院を含め4度目の国政に挑む社民新人の伊沢昌弘氏(65)と県内最多の顔ぶれがそろう。

  2区(盛岡市玉山区、八幡平市、岩手郡、県北・沿岸市町村)では3人が出馬を予定。分裂後に新党へ参加した未来前職の畑浩治氏(49)、議席奪回を狙う自民元職の鈴木俊一氏(59)とが与野党、前・元の立場を変えて激戦を展開する様相。これに前回擁立を見送った共産が新人久慈茂雄氏(64)を擁立。保守対決に割り込む。

  3区(一関市、釜石市、大船渡市、陸前高田市、遠野市、大槌町など)では4人の出馬が見込まれる。残留した民主前職の黄川田徹氏(59)が五選を狙う中、自民新人の橋本英教氏(45)が党への追い風を受けて議席奪取を目指し、分裂後擁立された未来新人の佐藤奈保美氏(46)が台風の目になるか。前回擁立しなかった共産は新人の菊池幸夫氏(53)を送り込む。

  4区(花巻市、北上市、奥州市、金ケ崎町、和賀町)も4人が出馬する見込み。分裂を主導した未来前職の小沢一郎氏(70)による15回目の当選を目指す戦いに、自民は県内最年少の新人藤原崇氏(29)を擁立して挑み、民主も新人及川敏章氏(56)を公示3日前に擁立して主戦論で臨む。小選挙区制以来初めて擁立を見送った社民に対し、共産は新人高橋綱記氏(64)を立てた。


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