盛岡タイムス Web News 2013年  1月  26日 (土)

       

■ 盛岡大附選抜へ 悲願の初勝利に気力充実 3年ぶり3度目 初の夏春連続出場

     
  センバツ出場が決まり、喜びを爆発させる盛岡大附ナイン  
  センバツ出場が決まり、喜びを爆発させる盛岡大附ナイン
 

 第85回選抜高等学校野球大会(センバツ、日本高野連など主催)の選考委員会が25日行われ、盛岡大附(赤坂昌吉校長、生徒498人)の出場が決定した。同校のセンバツ出場は2010年以来3年ぶり3回目。出場の知らせを聞いた部員は雄たけびを上げるなど、喜びを爆発させた。甲子園初勝利に期待がかかる。

  同校野球部は1980年創部。夏は95、96、01、03、04、08、12年、春は03、10年に甲子園出場している。昨秋の第65回秋季東北地区高校野球大会ではベスト4。仙台育英(宮城)の明治神宮野球大会優勝で東北の出場枠が1校増え、出場が有力視されていた。

  03年に春夏連続で出場したが、世代交代を挟んだ夏春の連続出場は初。これまで甲子園では全試合初戦敗退。今回のセンバツで悲願の1勝を目指す。

  25日午後3時10分ころ、赤坂校長が選考委員から出場決定を知らせる電話を受けた。すぐさま学校にセンバツ出場を知らせる垂れ幕が設置された。盛岡市下厨川鍋屋敷のグラウンドで練習中の部員には、小山浩史副校長が出場決定を知らせた。

  昨夏県を制した現3年生と同じく、打ち勝つ野球を目指し練習を重ねた。遊撃の望月直也(2年)、投手の松本裕樹(1年)と及川豪(2年)が昨年夏の甲子園を経験し、チームの主力となる。それ以外の選手の成長も著しく、秋大会とはメンバーが大きく変わる可能性もあるという。

  三浦智聡主将(2年)は「センバツ出場が正式に決まってほっとした。これからもっと練習して、まず全国で一つ勝ちたい」と意気込む。望月選手は「夏の甲子園で全国のレベルを感じ、日本一の環境で野球ができる喜びも知った。自分の借りを返すことではなく、このチームで、甲子園で勝つことを目指す」と気合を入れた。

  指導する関口清治監督は同校野球部OBで、甲子園に初出場した95年夏の捕手でもある。選手には「先輩の借りは返さなくて良い。自分たちの分しっかり勝とう」と指導してきた。「センバツ出場の希望を持って練習できたおかげで、選手は高いモチベーションで練習できた。経験のある選手がいる状態で甲子園に行けるのは強み。野球の技術に加え、人間力など全ての面を強化し、総合力の高いチームを目指す」と展望を語る。

  チームは今後、2月中旬まで県内で練習を積む。2月末から3月にかけては福島県や沖縄で合宿し、大会に備える。大会は3月22日に開幕。36校が優勝を懸け熱戦を繰り広げる。組み合わせは3月15日の抽選会で決定する。

 


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