盛岡タイムス Web News 2013年  4月 28日 (日)

       

■ 〈南部馬の里〉105 遠藤広隆 斜陽

     
   
     

 私が馬の撮影を始めたのは平成10年からだが、その当時から考えても飼われている馬の頭数は減っていっている。私が生まれる35年以上前からとっくに減り続けているようだが、この調子で行くと、そのうち馬はいなくなってしまうだろう。

  この滝沢村の農家では、数頭の馬が飼われていたが、それは毎年滝沢村と盛岡市で行われる祭り用の馬になってしまっているそうだ。そのためだけに飼われている馬は、馬本来の目的から外れている。そこの飼い主と話をしてみると、その祭りの時は旧西根町の私の家の近くの人がわざわざ手伝いに来るそうだ。馬の扱いができる人も限られていくようだし、これから先も世の中の人たちはさらに馬から離れていってしまうことだろう。 =おわり=


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