盛岡タイムス Web News 2013年  5月 5日 (日)

       

■ 全国大会で特別(呼び出し永男)賞 南部相撲甚句会の4人 創立2年目の快挙 2局ともオリジナル

     
  呼出し永男賞を受賞した南部相撲甚句会の高橋会長(後列右)真山さん(同左)佐々木マルヨさん(前列左)佐々木佳子さん(同右)  
   呼出し永男賞を受賞した南部相撲甚句会の高橋会長(後列右)真山さん(同左)佐々木マルヨさん(前列左)佐々木佳子さん(同右)  

 南部相撲甚句会(高橋多美雄会長)は、4月に東京都墨田区横網の江戸東京博物館で開催された第21回日本相撲甚句会全国大会(日本相撲甚句会主催)に出場し、今大会から新たに創設された特別賞「呼出し永男賞」を受賞した。高橋会長(67)は「賞のことは考えず、きちんと伝統の歌い方を徹底することを心掛けた。楽しもう、と思ったことがよかったのでは」と話している。

 大会には全国から31団体210人が出演。前唄、本歌2本、はやしの3種4曲を8分以内に歌い、競った。

  呼出し永男賞は、昨年亡くなった日本相撲甚句会の前会長、故飯田永昌氏(呼出し三役格永男)の栄光をたたえ、今大会から設置された。最上位の賞に位置付けられ、大会の成績に加え、日ごろの活動内容も審査対象となる。今後受賞に値する団体がない場合は「受賞なし」とされる。

  南部相撲甚句会からは高橋会長、佐々木マルヨさん(81)真山陽一さん(63)佐々木佳子さん(62)=いずれも盛岡市=が出演した。南部相撲甚句会では、飯田永昌前会長を追悼する甚句と、陸前高田市の「奇跡の一本松」を歌った高橋会長が自作した甚句を披露した。2曲ともオリジナル曲で挑んだのは南部相撲甚句会のみという。

  南部相撲甚句会は2011年7月に設立。現在は会員17人ほどで活動している。全国大会には昨年行われた前回大会から出場。高橋会長によると、創立2年目の団体が上位入賞すること自体が異例という。

  現在同会では東日本大震災津波の被災地を中心とした慰問活動に、精力的に取り組んでいる。「被災地の慰問に行くと、また来てほしいと言ってもらい、本当にありがたい。老人ホームなど被災地以外の慰問や、自分たちの稽古にも精を出したい」と展望を語った。


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