盛岡タイムス Web News 2013年  8月  1日 (木)

       

■  商業者も曇り顔 夏物動かぬ衣料品 比較的好調な食品


     
  大雨の7月でも、頑張る盛岡市内の小売り店(写真はベルプラスワン)  
  大雨の7月でも、頑張る盛岡市内の小売り店(写真はベルプラスワン)
 

 連日の大雨と日照不足など天候不順に見舞われた7月の県内。まだ梅雨明け宣言も出されておらず、盛岡市中心街の衣料店の多くは、昨年並みの売上げを達成できずに困り顔。他方、食品販売店は、比較的順調な店舗が多い。ただ、どこの店舗も8月には夏の商品を販売しようと、盛岡さんさ踊りや七夕など、夏祭りや盆商戦に期待をしている。

  盛岡市大通3丁目のクロステラスMORIOKAのチョコレートローズでは、7月中旬から夏物のバーゲンを開始した。同店の飯田真由さんは「大雨が降れば、せっかく並べた夏物商品がなかなか動かない。逆に春物の薄手のブラウスが出た。7月の売り上げは少し厳しい。早く梅雨明けを」と夏の到来に期待を寄せる。

  同市盛岡駅前通のフェザン内のシャツコードでは、店頭でクールビス向けシャツを販売。笠原奈緒店長は「7月初旬までは暑い日に、ビジネスマンを中心に売れた。しかし、その後は、低温などで、動きはいまひとつ。女性向けは、売れてはいるのだけど」と戸惑いを見せる。

  フェザン内のきもののやまとでは、店頭に浴衣を陳列。同店の伊五澤ゆかりさんは「大雨になれば、来店客数は減るが、それでも浴衣の売れ行きは悪くない。当店では、女性客が中心だけど、浴衣は男性客にも出る。昔ながらの和の浴衣。8月の盆まで、期待できそう」と話す。

  同市大通2丁目のベルプラスワンの立花慎二店長は「近年にない、雨の多い7月だった。土砂降りの日は、来店客が激減した。そのときは、売り上げにも響いたが、それでも雨でも来店して買い物に来る客も。この悪天候でも7月全体で、前年並み近くの売り上げになりそう」と安堵(あんど)する。

  立花店長は「肉や魚は通常通り売れた。野菜も、そう値段も上がっておらず、売れている。夏を代表するスイカ、メロンは品薄でもあり、あまり出ないが、サクランボは売れた。8月は、さんさで頑張り、盆まで引っ張りたい」と気合を入れる。

  フェザン内のいわちくキッチン販売担当の岩崎僚子さんは「大雨のときは、早めに買い物を済ませて家路に急ぐ人が増える。この7月、当店で一番売れているのは、焼き肉のカルビ。20度近くの低温の日もあり、低温に負けないためにも、買っていく様子」と話す。

  戸塚青果店フェザン店の沼田未来さんは「7月は、雨ばかり続いた。どうなるか心配したが、サクランボを中心に売れた。岩手県産のサクランボで、味もいいし、高くもない。モモも売れ出している。昨年よりいい。盆商戦も頑張る」と笑う。

  肴町の手作り味工房彩彩の坂本武彦店長は「当店では、雨で来店客が減少気味。天候不順で、冷やしそば、温かいそばが半々。準備も大変。早く梅雨明けを」と話していた。


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